共通Script
共通Scriptは、Scriptを再利用し、異なる場所で同じScriptの繰り返し設定を回避するように設計されています。
同じメソッドとクラスのScriptを共通Scriptに配置し、API Requestで共通Scriptを参照して直接使用できます。
使い方
共通Scriptの管理
プロジェクトの設定 -> 共通Scriptで共通Scriptを管理できます。
共通Scriptの参照
APIの実行ページ、またはAPIケースページで、前処理と後処理から共通Scriptを直接参照できます。
ご注意:
- 共通Scriptは、他のタイプのScriptよりも先に実行されます。
- 複数の共通Scriptの実行順は、Script 追加と同じ順序になります。
他のScriptが共通Scriptを参照
Scriptは互いに呼び出し合えます。例えば:
- 通常のScriptが共通Script 内の変数または通信方式を呼び出す必要がある場合は、pm.sendRequestやpm.environments.setなどのタイプのAPIを使用しないでください。単純な関数を書いて、Returnを通して返すことをお勧めします。
- 共通Scriptは互いに呼び出し合うことができます。
- 後処理Scriptは前処理Scriptを呼び出すことができます。
Script 間の変数衝突を防ぐために、すべてのScriptは、独自のスコープ内で実行されます。ローカル変数またはローカルメソッドがvar、let、const、または関数で宣言されている場合、他のScriptはそれらの変数またはメソッドを呼び出すことはできません。他のScriptで使用する場合は、変数またはメソッドをグローバル変数またはグローバルメソッドに変換する必要があります。
変数の例:
// Declare a local variable, which cannot be used by other scripts.
var my_var = "hello";
お勧め:
// Declare a global variable, which can be used by other scripts.
my_var = "hello";
関数の例:
// Declare a local function, which cannot be used by other scripts.
function my_fun(name) {
console.log("hello" + name);
}
お勧め:
// Declare a global function, which can be used by other scripts.
my_fun = function(name) {
console.log("hello" + name);
};
ご注意:
- 異なるScript 間のグローバル変数またはグローバルメソッドの名前に衝突がないことを確認する必要があります。
- APIケースでは、共通Scriptを使用するために前処理または後処理Scriptでそれを追加する必要があります。
- Scriptを参照するときは、呼び出しの順序に注意を払う必要があります。後で実行されたScriptが、先に実行されたScriptを呼び出すことができます。