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徹底解説:JSONとは?JSONデータとJSON Schemaとの違いと関連は?

JSONとはなんですか?JSONデータとJSON Schemaとの違いはなんですか?本文では、これらの質問に答えるように、JSONとJSON Schemaを完全に解説します。

中村 拓也

中村 拓也

Updated on 11月 12, 2024

JSONとはなんですか?JSONデータとJSON Schemaとの違いはなんですか?本文では、これらの質問に答えるように、JSONとJSON Schemaを完全に解説します。

JSONとは

JSON (JavaScript Object Notation) は、データの表現と交換に使用される軽量なデータ形式で、プログラミング言語に依存せずにデータを記述するための標準形式です。また、JSONは、人間にとっても機械にとっても読みやすいテキスト形式で表現されます。一般的に、プログラミング言語のデータ構造を表すために使用されますが、データの転送や保存にも利用されます。

JSON

JSONの特徴

JSONは、以下のような特徴を持っています:

構造化されたデータ: JSONは、データを階層的なキーと値のペア(プロパティ)の形式で表現します。このような形式により、データを階層的に組織化することができます。

シンプルなデータ型: JSONでは、テキスト(文字列)、数値、真偽値(true/false)、オブジェクト(キーと値のコレクション)、配列(順序付きの値のコレクション)など、いくつかの基本的なデータ型を使用します。

言語に依存しない: JSONは、JavaScriptに由来していますが、プログラミング言語に依存しません。そのため、多くのプログラミング言語でサポートされており、データの交換や連携が容易です。

JSONデータは、通常、拡張子が".json"のファイルに保存されます。また、ウェブサービスのAPIやデータベースとの通信、設定ファイルの読み書きなど、さまざまな場面で広く使用されています。

JSONデータとJSON Schema?

JSONデータとJSON Schemaは、JSONに関連する2つの異なる概念です。

JSONデータとは

JSONデータは、実際のデータの表現を指します。これは、キーと値のペア(プロパティ)の階層的な構造で表されるテキスト形式のデータです。JSONデータは、データの交換や保存に使用され、さまざまなプログラムやシステムで処理されます。

例えば、以下はJSONデータの一例です:

{
  "name": "John Smith",
  "age": 30,
  "email": "john@example.com",
  "address": {
    "street": "123 Main Street",
    "city": "New York",
    "country": "USA"
  },
  "interests": ["reading", "music", "sports"]
}

JSON Schemaとは

JSON Schemaは、JSONデータの構造やバリデーションルールを定義するための記述言語です。JSON Schemaは、JSONデータの構造やプロパティの型、制約条件などを指定することができます。これにより、JSONデータのバリデーション(妥当性検証)やドキュメント化などが可能になります。

JSON Schemaは、JSONデータの構造を文書化し、予期しないデータ形式やエラーを検出するために使用されます。また、APIのドキュメンテーションやデータのバリデーション、データの入力フォームの生成などにも利用されます。

以下は、JSON Schemaの例です:

{
  "$schema": "http://json-schema.org/draft-07/schema#",
  "type": "object",
  "properties": {
    "name": {
      "type": "string"
    },
    "age": {
      "type": "integer",
      "minimum": 0
    },
    "email": {
      "type": "string",
      "format": "email"
    },
    "address": {
      "type": "object",
      "properties": {
        "street": {
          "type": "string"
        },
        "city": {
          "type": "string"
        },
        "country": {
          "type": "string"
        }
      },
      "required": ["street", "city", "country"]
    },
    "interests": {
      "type": "array",
      "items": {
        "type": "string"
      }
    }
  },
  "required": ["name", "age", "email"]
}

JSONデータとJSON Schemaの違いと関連性

このJSON Schemaは、先ほどのJSONデータの構造とバリデーションルールを定義しています。たとえば、"name"プロパティは文字列であること、"age"プロパティは非負の整数であること、"email"プロパティはメールアドレスの形式であることなどが指定されています。

要約すると、JSONデータは実際のデータの表現であり、JSON SchemaはJSONデータの構造やバリデーションルールを定義するための仕様です。JSON SchemaはJSONデータの妥当性検証や文書化に使用され、JSONデータ自体はデータの表現や交換に使用されます。

JSONに完全互換のApidogで効率アップ

Apidogは、包括的なAPIライフサイクル管理ツールとして、JSONデータとJSON Schemaにも完璧に対応できます。Apidogは、JSONデータの値の型を認識して、データ構造に変換することもできますし、JSON Schemaを直接に認識して、再利用可能なデータ構造に変換することもできます。

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また、JSONデータとJSON Schemaによって生成されたデータ構造を用いて、APIのレスポンス、テストケースなどを定義すると、Apidogは、レスポンスを検証することもできるので、APIテストの効率を大幅に向上できます。

JSONデータやJSON Schemaをもデータ構造に変換可能

ApidogのJSON/XMLスマート認識機能を使用することで、JSONデータやJSON Schemaを即座にデータ構造に変換することができます。

JSONかJSON Schemaの入力

JSONデータやJSON Schemaを認識すると、非常に直感的なデータ構造が表示されます。ここで直感的なUIでデータ構造を調整したりすることもできます。

JSONデータやJSON Schemaの解析

ここで「プレビュー」をクリックして、Apidogのデータモック機能で、データ構造に従ってJSONデータを生成できます。「JSON Schema」をクリックして、このデータ構造のJSON Schemaを表示することもできます。

JSON Schemaを表示

API開発中にJSONデータとJSON Schemaを利用

Apidogでは、JSONデータとJSON Schemaを解析して、データ構造として保存すると、APIのレスポンスとテストケースでそれを引用することができます。

レスポンスの追加

APIレスポンスかテストケースでデータ構造を利用すると、リクエストを送信した後、レスポンスが定義したものとピッタリしているかを自動的に検証してくれます。

Apidogででデバッグするステップ2
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