最強10選:APIテストツールのおすすめ(2025最新)

APIのテストが機能面、負荷面、セキュリティ面においても大切な作業だと言えます。APIのテストを順調に行うために、使いやすいAPIテストツールが重宝のようなものになるのでしょう。本文では、最強のAPIテストツールを10選皆さんに紹介します。APIをテストしてみたい方は、ぜひこの記事を見逃しないでください。

中村 拓也

中村 拓也

29 5月 2025

最強10選:APIテストツールのおすすめ(2025最新)

APIのテストが機能面、負荷面、セキュリティ面においても大切な作業だと言えます。APIのテストを順調に行うために、使いやすいAPIテストツールが重宝のようなものになるのでしょう。本文では、最強のAPIテストツールを10選皆さんに紹介します。APIをテストしてみたい方は、ぜひこの記事を見逃しないでください。

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APIテストがなぜか必要?

APIはアプリケーションの橋渡しを行う基盤的な存在です。公開されたAPIに問題があると、多くのサービスやアプリケーションに影響が及びます。そこで、APIの動作の正確さを保証することは、アプリケーションが正確に動作することを確保できる大前提になります。

それでは、APIのテストは、果たして何をテストしていますか?次は、それについて皆さんに紹介します。

そのため、APIの設計段階や実装段階で十分なテストを行い、意図した仕様通りの品質が担保されていることを確認する必要があるのです。機能面、負荷面、セキュリティ面からAPIテストを行うことが大切だと言えます。

APIテストのためにテストツールの導入について

APIのエンドポイントにリクエストを送信して、APIの疎通管理を行うことが簡単に実現されますが、より高度なテスト自動化やパフォーマンステストプロセスが必要となる場合は、やはりAPIのテストツールを使った方が便利です。それに加えて、APIテストツールが重要視されるほかの理由もいくつかあるのでしょう。

このように、APIテストを効果的かつ効率的に進めるには専用ツールが欠かせません。手作業のテストや一般的な自動テストツールでは、APIテストにおける複雑なニーズを満たしきれない場合が多いでしょう。APIテストツールは、開発スピードと品質の両立を図る上で、機能面と使いやすさを兼ね備えたAPIテストツールを活用する意義は大きいでしょう。

最強10選:APIテストツールのおすすめ

この部分では、APIテストツールの最強10選を皆さんに紹介しようと思います。自分のニーズに従って、下記で紹介するテストツールから自分に最も適切なツールを選択してみましょう。

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Top 1. Apidog

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Windows、macOS、Linux、Web

ApidogはAPI設計、APIデバッグ、APIモック、API自動化テストを一体化にした包括なAPI総合プラットフォームです。ApidogをTop 1にする理由といえば、やはりその機能が豊富さです。Apidogを利用してAPIをテストしてみたい場合、APIの単体テスト、シナリオテスト、パフォーマンステストなどのオプションも提供してくれます。また、CI/CDにも対応可能です。

API管理ツールのApidog

主な特徴:

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Top 2. Jmeter

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Windows、macOS、Linux、Unix

JMeterはオープンソースの負荷テストツールとしてWeb系のサービス全般に対して負荷試験シナリオを構築し実行することがJMeterの主要な使い道です。テスト資産の再利用性にも優れているため、継続的な負荷試験に向いています。JMeterは、名高い負荷テストとして捉えて、負荷テストやパフォーマンステストに長けていますが、APIやリクエストの管理機能などが欠けています。

Jmeterのスクリーンショット

主な特徴:

Top 3. Postman

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Windows、macOS、Linux、Web

Postmanは、API(Application Programming Interface)開発とテストのための人気のあるツールです。Postmanを使用すると、開発者はHTTPリクエストを作成し、APIエンドポイントに送信することができるので、APIの動作をテストしたり、リクエストとレスポンスのデータを確認したりできます。また、Postmanは、機能豊富なインターフェースを提供し、リクエストの作成や編集、ヘッダーの管理、パラメータの設定、レスポンスの確認などを行うことができます。

postmanのスクリーンショットス

Postmanを使って、APIドキュメンテーションを作成したり、シナリオテストを行なったりするのが不便ですが、JMeterやApidogで実行できるパフォーマンステストもしばらくサポートされていません。

主な特徴:

Top 4. Paw(RapidAPI)

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Windows、macOS、Linux、Web

Paw は、API開発やテストを支援するためのマック用の高機能なRESTクライアントです。Pawは、開発者がAPIを設計、テスト、デバッグする際に必要なツールと機能を提供します。Pawは、世界で最も有名なAPI HubであるRapidAPIに買収されてしまいましたが、今は無料でサービスを提供しています。

Pawのスクリーンショット

Paw(RapidAPI)は、非常に優れているAPIデバッグ機能を提供していますが、APIドキュメンテーションなどの機能があまり直感的ではありません。また、RapidAPIに買収されたのみ、RapidAPIによって提供したサードパーティAPIに全然連携がないのがちょっと惜しいのですね。

主な特徴:

Top 5. Apigee

最新の確認日:2024年1月15日|動作環境:Google Cloudサービスベース

Apigeeは、完全なAPIソリューションを提供できるプラットフォームで、API設計、開発、テスト、デプロイなども実現できます。Apigeeを通じて、開発者がAPI効果的に構築して管理できます。例えば、API設計、テスト、モニタリング、分析に関する作業も実現されます。ただし、ApigeeはAPIライフサイクル管理ツールとして、APIのサーバーサイドに重点を置いていて、APIテスト機能はApidog、PostmanなどのAPIクライアントツールにやや弱くなっています。

API管理ツールのApigee

現時点では、ApigeeはGoogleに買収され、Googleクラウドの一部となり、Google Cloudサービスに依存しているサービスになります。

主な特徴:

Top 6. Insomnia

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Windows、macOS、Linux

InsomniaはRESTクライアントで、APIの迅速なテストとデバッグできます。直感的で使いやすいUIを提供し、様々なHTTPリクエスト方法、パラメータタイプ、データフォーマットをサポートし、アサーション、コレクションテスト、環境変数などの豊富なテストとデバッグ機能を提供しています。

API管理ツールのInsomnia

Postmanのクラウド化が進んでいて、InsomniaはPostmanの代替品として利用されていることが多くなりした。しかし、現在Insomniaのバージョン8.0により、Insomniaもクラウド化にされてしまいました。

主な特徴:

Top 7. Thunder Client(VSCode拡張)

最新の確認日:2024年1月15日|動作環境:VS Codeの拡張

Thunder Clientは、Visual Studio Codeの拡張機能で、APIクライアントとしての機能を提供するツールです。主な機能として、APIテストの他、コレクション、テストスクリプト、CI/CDインテグレーション、Git連携、ローカルストレージなどが言及されています。VS Codeで大人気なGUIのAPIテストツールとして、多くのユーザーは、Thunder ClientをPostmanの代替品として使用しています。

Thunder Clientのスクリーンショット

主な機能:

Top 8. Talend API Tester(Chrome拡張)

最新の確認日:2024年1月15日|動作環境:Chromeの拡張

Talend API TesterはAPIテスト用のChrome拡張で、ブラウザから簡単にAPIをテストしたりすることができるクライアントツールです。Talend API Testerは、REST、SOAP、HTTP APIにも対応でき、POST、GET、PUT、DELETEなどのメソッドでリクエストを送信することをサポートしています。

ChromeウェブストアでTalend API Tester

主な特徴:

Top 9. Testfully

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Windows、macOS、Linux、Web

Testfullyは、APIクライアントツールとして、APIのテスト機能を提供しています。Testfullyを使うことで、ノーコードでAPIをテストすることができるのが特徴です。REST APIの他に、GraphQLにも対応できます。

APIテストツール Testfully

主な特徴:

Top 10. Stoplight

最新の確認日:2024年1月15日|対応OS:Webのみ

Stoplightは包括的なAPI開発プラットフォームで、APIデザイン、文書化、テスト、公開などの機能が含まれます。OpenAPI、Swagger、RAMLなど、様々なAPIの仕様をサポートできます。

ただし、Stoplightは、優れているAPIドキュメンテーションツールとして、非常に基本的なAPIテスト機能のみを提供しています。APIエンドポイントの疎通確認などは行えますが、このレベル以上のテスト作業が必要となる場合は、Stoplightはそれをサポートしがたくなります。

Stoplightのスクリーンショット

主な特徴:

ヒント:APIテストツールをどう選ぶ?

それでは、APIテストツールを選ぶ際、どうやって選択すれば良いのでしょうか?上記の内容で紹介されているように、APIテストツールにはさまざまなものがあり、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。

APIの種類と目的を明確

選び方のポイントとしては、まずテストしたいAPIの種類と目的を明確にします。新規に設計するAPIなのか、既存のAPIの再テストなのか、機能面の検証が目的なのか、パフォーマンスが目的なのか、といった点を考えましょう。

APIテストの利用シーンを考える

次に、利用シーンを考えます。手動テストがメインなのか、自動テスト構築が必要なのか、継続的テストを行うのか、チームでのテスト作業が必要なのか、といった点もテストツールの選択に影響します。

予算を考える

加えて、予算の制約、利用可能なOS、既存インフラとの連携必要性といった点も選択基準になります。

この記事で紹介されている10のツールは、それぞれ特徴が異なるので、こうした選択ポイントを基に自分の要件に最も合致するものを選ぶことをオススメします。

まとめ

APIテストは、機能面、負荷面、セキュリティ面から言っても非常に重要です。専用のAPIテストツールを使うと、テストの効率化、開発スピードの向上、品質向上、CI/CDとの連携しやすさなどのメリットが得られるのでしょう。

また、代表的なAPIテストツールのトップ10として、機能面で優れたApidog、負荷試験に向いたJMeter、ノーコードテスト可能なTestfullyなどのAPIテストツールを10個紹介しました。

ApidogはAPI設計、APIデバッグ、APIモック、API自動化テストを一体化にした包括なAPI総合プラットフォームとして、APIテスト、APIドキュメンテーションやAPI設計などの方面から言っても非常に優れているので、APIテストツールのどちらかに迷っている場合は、ぜひApidogをご検討ください。

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