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1クリックでXML SchemaをJSON Schemaに変換する

特にAPI開発中にJSON Schemaの利用が多いので、XML SchemaをJSON Schemaに変換する必要がある場合も多くなります。本文では、非常にスキーマ変換ツールのApidogを使って、1クリックでXML SchemaをJSON Schemaに変換する方法を紹介します。

中村 拓也

中村 拓也

Updated on 5月 10, 2025

XML SchemaとJSON Schemaは、異なるデータ形式(XMLとJSON)のために設計されたスキーマ言語です。XML SchemaはXML文書の構造とデータ型を定義するために使用されますが、JSON SchemaはJSONデータの構造とバリデーションを定義するために使用されます。

ただし、特にAPI開発中にJSON Schemaの利用が多いので、XML SchemaをJSON Schemaに変換する必要がある場合も多くなります。本文では、非常にスキーマ変換ツールのApidogを使って、1クリックでXML SchemaをJSON Schemaに変換する方法を紹介します。

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XML Schemaとは?

XML Schemaは、XML文書の構造やデータ型を定義するための言語です。XML文書はタグや要素を使用してデータを階層的に表現しますが、XML Schemaはその文書の構造や要素の内容、データ型などを正確に定義することができます。

XML Schemaは、XML文書のバリデーション(検証)や文書の構造を明示的に定義するために使用されます。具体的には、以下のような機能を提供します:

データ型の定義: XML Schemaは、要素や属性のデータ型(例:文字列、数値、日付など)を指定することができます。これにより、文書内のデータが正しい形式で表現されているかを検証することができます。

要素と属性の定義: XML Schemaは、要素や属性の名前、階層構造、出現回数、制約などを定義することができます。これにより、文書の構造が予め定義されたルールに準拠しているかを検証することができます。

バリデーション: XML Schemaを使用すると、XML文書がSchemaに準拠しているかどうかを検証することができます。バリデーションにより、文書が指定された構造とデータ型に適合しているかどうかが確認されます。

XML Schemaの例

XML SchemaはW3C(World Wide Web Consortium)によって定義され、XML文書の構造とデータの信頼性を向上させるために広く使用されています。

以下は、XML Schemaの簡単なサンプルです。

<!-- XML Schema の宣言 -->
<xs:schema xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">

  <!-- 要素の定義 -->
  <xs:element name="book">
    <xs:complexType>
      <xs:sequence>
        <xs:element name="title" type="xs:string"/>
        <xs:element name="author" type="xs:string"/>
        <xs:element name="year" type="xs:integer"/>
      </xs:sequence>
    </xs:complexType>
  </xs:element>

</xs:schema>

この例では、bookという要素を定義しています。book要素は、titleauthoryearという要素から構成されています。それぞれの要素は、データ型としてxs:string(文字列)やxs:integer(整数)を指定しています。

このXML Schemaを使用すると、以下のようなXML文書がSchemaに準拠しているかを検証することができます。

<!--XML Schema例 -->
<book>
  <title>Sample Book</title>
  <author>John Doe</author>
  <year>2021</year>
</book>

上記の例では、book要素内にtitleauthoryearという要素が含まれており、それぞれの要素の値も指定されています。このようなXML文書は、先ほどのXML Schemaに準拠しているとみなされます。

ApidogでXML Schemaを1クリックでJSON Schemaに変換!

Apidogは、APIの設計、仕様書生成、開発、テスト、モックなどの機能を一体化にした包括的なAPIライフサイクル管理ツールです。このツールは、XML SchemaやJSON Schemaなど多くのスキーマ言語にも対応しており、XML SchemaをJSON Schemaに変換することを必要とする場合、たったの1クリックで実現できます。

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そこで、上記に記載されているXML Schemaを例にして、それをJSON Schemaに変換する方法を紹介します。

ステップ⒈Apidog、またはApidog Onlineを開き、新しいSchemaの作成画面で、「XML /JSONスマート認識」をクリックします。

JSON /XMLスマート認識

ステップ⒉XMLを選択して、上記のXML Schemaをここにコピーして「OK」をクリックします。

XML Schema例をコピーペストする

ステップ⒊Apidogは、そのXML Schemaを解析して直感的な設定項目にすることができます。ここで、「JSON Schema」をクリックして、JSON Schemaがこのデータ構造を参照して生成されます。

JSON Schemaの生成

上記のXML Schemaの例をApidogでJSON Schemaに変換すると、JSON Schemaは以下の模様です:

{
  "type": "object",
  "properties": {
    "title": {
      "type": "string"
    },
    "author": {
      "type": "string"
    },
    "year": {
      "type": "string"
    }
  },
  "required": [
    "title",
    "author",
    "year"
  ],
  "xml": {
    "name": "book"
  },
  "x-apidog-orders": [
    "title",
    "author",
    "year"
  ]
}
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