cURLはAPIテストの際によく使われるコマンドラインツールになります。cURLを使っている場合、-Xオプションは一番汎用されているcURLのオプションとして、HTTPメソッドを指定するために利用されています。本文では、cURL「-X」オプションの基本情報を紹介した上、その使い方を皆さんに解説していこうと思います。
Apidogでリクエスト送信の際に、CURLの各オプションを定義する必要もなく、すべてApidogのGUIで数クリックでリクエストを設定できます。Apidogは、CURLより効率的にAPIをテストできるので、ぜひCURLの代替ツールとしてご活用ください。下記のボタンをクリックして完全無料で利用可能👇👇👇
cURLとは
CURLとは、コマンドラインからHTTPリクエストを送信するためのオープンソースのライブラリやツールのことです。CURLはAPIテストにおいて重要なツールとして広く利用されています。Curlは、主に次のことを実現できます:
- さまざまなプロトコル(HTTP、HTTPS、FTP、SMTP等)に対応している
- GETやPOSTなどのリクエストメソッドを簡単に指定できる
- ヘッダーやリクエストボディのカスタマイズが簡単
- SSL/TLSによる暗号化通信に対応
- プロキシ経由の通信に対応
- リダイレクト、認証、Cookieの処理に対応
- レスポンスのヘッダやボディを表示できる

cURL「-X」オプションについて
cURLの各オプションの中で、-X
オプションは、非常に汎用されているものです。-X
オプションは、リクエストのHTTPメソッドを指定するために使用されます。このオプションを使用することで、cURLコマンドでGET、POST、PUT、DELETEなどの任意のHTTPメソッドを指定できます。
cURL「-X」オプションでHTTPメソッドを指定
cURLコマンドを利用してAPIテストを行う際には、HTTPメソッドを指定するために、cURL「-X」オプションを利用するのが一般的になります。
GETの場合は、cURL「-X」オプションが使われない
ただし、GETリクエストを送信する場合、-X
オプションを省略するのも良いのです。つまり、GETメソッドを利用する場合は、curlコマンドの後に直接にURLを入力してもOKになります。
例えば、https://www.example.comというエンドポイントにGETリクエストを送信する場合、「-X」オプションを使うのにも関わらず実現することができます:
curl -X GET https://www.example.com
curl https://www.example.com
上記の2つのコマンドは同じ意味で、どちらの書き方でも、www.example.com
に対して GET リクエストが送信されます。
cURL「-X」オプションでPOST、PUT、DELETE
GETの他に、POST、PUT、DELETEなどのメソッドを指定する場合は、curl -X POST
、curl -X PUT
、curl -X DELETE
のように、-X
オプションを使用して指定する必要があります。
例えば、以下のように-X
オプションにPOST
を指定することで、POSTリクエストを送信できます。
curl -X POST https://example.com/api/endpoint
ということで、デフォルトではcURLはGETリクエストを送信しますが、-X
オプションを使用することでリクエストメソッドを自由に変更できるため、APIテストや様々なHTTPリクエストの送信に便利です。
また、-X
オプションは短縮形-X
にも対応しているため、curl -X POST
とcurl -POST
のどちらも使用できます。
cURLに完璧に互換できるAPI管理ツールのおすすめ
cURLコマンドで「-X」オプションを利用すると、HTTPメソッドを簡単に指定してリクエストを送信することができます。しかし、cURL自体はコマンドラインツールとして、GUIベースのツールと比べると、習得するのに時間がかかるかもしれません。
そこで、ここではApidogという直感的で使いやすいGUIのAPIクライアントツールを皆さんに紹介します。Apidogを使用すると、どの種類のHTTPリクエストをも直感的なUIで送信できるので、非常に便利です。

また、ApidogはcURLに完璧に互換できるため、cURLを直接にApidogにインポートできます。cURLをApidogにインポートすると、APIをより便利にテストしたり、ドキュメンテーションを行なったりすることができますので、APIをより便利に管理することができます。
ステップ⒈Apidogを開き、左上にある「+」ボタンにガーソルを置き、「cURLをインポート」をクリックします。

ステップ⒉cURLを入力ボックスに貼り付けると、「OK」ボタンをクリックします。

ステップ⒊Apidogは一瞬でcURLを解析でき、各タブでcURLで定義したものを確認することができます。間違いがない場合は、「送信」をクリックして簡単にリクエストを送信できるようになります。

まとめ
cURLの-X
オプションを使うと、GET、POST、PUT、DELETEなどのHTTPメソッドを簡単に指定できますが、GETリクエストの場合は-X
オプションを省略できるので要注意!また、より直感的にHTTPメソッドを指定して、より効率的にAPIテストを行うために、ApidogというGUI API管理ツールを使用するのがオススメです。