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2024最新:AWS Lambda関数(エンドポイント)を呼び出す

本文では、便利なAPI管理ツールを利用して、AWS Lambda関数(エンドポイント)を呼び出す方法を皆さんに紹介します。

AWS Lambdaは、Amazonが提供するサーバーレスコンピューティングサービスとして、同社のAPI Gatewayに連携すると、サーバーレスAPIを実現できます。本文では、便利なAPI管理ツールを利用して、AWS Lambda関数(エンドポイント)を呼び出す方法を皆さんに紹介します。

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API管理ツールのApidogを使えば、AWS LambdaのFunction URLを簡単に呼び出すことができます。Apidogでは、AWS Signature認証に完璧に互換し、様々なHTTPメソッド、URL、パラメータ、やリクエストボディなどを柔軟に設定できるため、さまざまなユースケースに対応可能です。
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AWS Lambdaとは

AWS Lambdaは、Amazonが提供するサーバーレスコンピューティングサービスです。以下の特徴があります。

  1. サーバーのプロビジョニングや管理が不要
    Lambdaはコードを実行するコンピューティングリソースをAWSが自動でプロビジョニングし、管理します。
  2. イベントドリブン
    HTTPリクエストや、Amazon S3、DynamoDBなどのAWSサービスからのイベントをトリガーとしてコードを実行できます。
  3. 自動スケーリング
    リクエストに応じて自動的にスケーリングされ、リソースの最適化ができます。使用したリソース分だけ課金されます。
  4. 複数の言語をサポート
    Node.js、Python、Java、Go、C#、Ruby、PowerShell などの言語でコードを記述できます。
  5. 他のAWSサービスと統合
    Amazon API Gateway、Amazon SNSなど、他のAWSサービスとの連携が容易です。

サーバー管理の手間がなく、自動スケーリングされるため、マイクロサービスや短期間で集中するバッチ処理など、さまざまなユースケースがあります。イベントドリブン型のアプリケーションの実装に適しています。

AWS LambdaとサーバーレスAPI

AWS LambdaとAmazon API Gatewayを組み合わせることで、サーバーレスAPIを構築できます。具体的な手順は以下の通りです。

AWS Lambdaでコード実装

API用の処理ロジックをNode.js, Python, Java等でLambda関数としてコード実装します。

Amazon API Gatewayの設定

API Gatewayでは、HTTPリクエストを受け付けるためのRESTful APIを定義します。

  • リソース(エンドポイント)とHTTPメソッド(GET, POST, PUT等)を設定
  • リクエストの受け渡し先となるLambda関数を統合設定

Lambda関数とAPI Gatewayの統合設定

API GatewayからLambda関数を呼び出すための設定を行います。

  • Lambda関数へ渡すペイロードやヘッダー情報のマッピング
  • Lambda関数の実行ロールの割り当て

HTTPS/認証の設定

必要に応じてHTTPS化や認証機能(API Key, IAM認証等)を設定します。

デプロイとステージの作成

デプロイしたAPIリソースに対してステージを設定し、公開します。

このようにAPI GatewayがAPIリクエストを受け付け、それをLambda関数に振り分けて実行する流れになります。

サーバーレスAPIについて

ということで、サーバーレスAPIとは、従来の専用サーバーやコンテナではなく、クラウドのサーバーレスアーキテクチャ上で構築されるAPIのことを指します。サーバーレスAPIの主な特徴は以下の通りです。

  1. マネージドサービスの活用
    AWS Lambda、Azure Functions、Google Cloud Functionsなどのサーバーレス実行環境で、APIロジックを関数としてデプロイします。
  2. サーバーレス・フロントエンド
    API Gatewayなどを使い、HTTP(S)リクエストを受け付けるエンドポイントを提供します。
  3. イベントドリブン
    HTTPリクエストをトリガーとして関数を実行します。
  4. 自動スケーリング
    リクエスト量に応じて自動的にスケーリングされるため、大量アクセスにも耐えられます。
  5. サーバーレス・バックエンド
    データベースへのアクセスなどの処理はサーバーレスリソースで実施します。
  6. 従量課金
    実際に使用したリソース分だけ課金されるため、コストを最適化できます。

サーバーレスAPIは、従来の仮想マシンやコンテナベースのAPIと比べて、自動スケーリングでオーバープロビジョニングを回避でき、サーバー管理の手間がありません。また、マイクロサービスアーキテクチャにも適しています。サーバーレスAPIのメリットといえば、次のようなものがあります。

  • サーバー管理が不要で手軽にAPI構築可能
  • 自動スケーリングで大量リクエストにも柔軟に対応
  • コードの変更は即時反映が可能
  • 従量課金制のため、コストの最適化が期待できる

ただし、コードスタートの課題や、VPC内リソースアクセスの制限など、注意が必要な点もあります。

Apidogで便利にAWS Lambda関数(エンドポイント)を呼び出す

AWS Lambda関数(エンドポイント)を呼び出すために、Apidogという便利なAPI管理ツールを使って行うことができます。

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Apidogを使って、AWS LambdaのFunction URLを呼び出す場合、以下の手順を実行します。

ステップ⒈Apidogで新しいリクエストを作成して、HTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)を選択します。

ステップ⒉URLに、LambdaのFunction URLを入力します。

例: https://abcdefg.lambda-url.us-east-1.on.aws/

ステップ⒊パラメータを追加する場合は、パラメータタブで追加します。

クエリパラメータの例: ?message=HelloWorld

ステップ⒋認証タイプAWS_IAMの場合は、Apidogのリクエスト送信画面で、「Auth」タブに切り替え、認証タイプをAWS Signatureに指定し、アクセスキー(Access Key)とシークレットキー(Secret Key)を入力します。

AWS Signature認証を行う

ステップ⒌リクエストボディが必要な場合(POSTなど): Bodyタブを選択し、適切な形式(form-data/JSON等)を選択した上、データを入力すれば良いのです。

JSONデータの記載例: { "example": "test" } 

Bodyデータを入力

ステップ⒍送信」ボタンを押して、リクエストを送信します。

ご案内:認証タイプがNONEの場合は、ステップ5をスキップできます。

Apidogは、AWS LambdaのFunction URLへの簡単なリクエストだけでなく、さまざまなHTTPメソッド、ヘッダー、ボディなどを設定できる柔軟性があります。AWS Signature認証もApidog上で設定可能です。

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まとめ

本記事では、AWS Lambdaの関数(エンドポイント)の呼び出し方法を取り上げて解説しました。

API管理ツールのApidogを使えば、AWS LambdaのFunction URLを簡単に呼び出すことができます。Apidogでは、AWS Signature認証に完璧に互換し、様々なHTTPメソッド、URL、パラメータ、やリクエストボディなどを柔軟に設定できるため、さまざまなユースケースに対応可能です。

サーバーレスアーキテクチャの活用は、クラウドネイティブなアプリケーション開発の潮流となっています。AWS LambdaとAPI Gatewayを使ったサーバーレスAPIは、その一つの有力な選択肢となるでしょう。Apidogなどの便利なツールを活用することで、APIの呼び出しや管理がよりスムーズになると期待できます。

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