2023年4月25日に、Apidogのバージョン2.2.34がリリースされ、UIが日本語に対応できるようになりました。これにより、日本のユーザーも、より効率的で直感的なAPI開発を体験できようになりました。いち早く体験してみたい方は、次のダウンロードボタンから!
今までに、API開発の各段階において、開発者はさまざまな違うツールを使用してきましたね。例えば、PostmanでAPIをデバッグしてテストし、JMeterでAPIの負荷テストを行い、SwaggerでAPIの仕様書を作成し、Mock.jsでAPIモックを行っています。前期にふれたツールは、API開発の各段階において、全世界のITエンジニアに汎用されています。ただし、これらのツールは、ほとんど日本語に対応していません。
ほとんどのAPIツールは日本語に非対応するのはなぜですか?
現在、主流となっているAPIツールは、ほぼ英語にのみ対応していますね。英語がそんなに得意な方は、これらのツールを使いこなすのはやや難しくなっています。それでは、今までにほとんどのAPIツールは日本語に対応していないのはなぜですか?
- 言語処理の複雑さ:まずは、日本語は、英語と比較して複雑な文法構造や表現方法を持っています。そのため、日本語を処理するAPIツールを開発する場合、英語よりも複雑で高度な言語処理技術が必要になる可能性があります。
- 技術的な制約:日本語を処理するための技術的な制約も考えられます。たとえば、日本語の文字コードはUTF-8と呼ばれる形式でエンコードされていますが、一部のAPIツールがこれを正しく処理できない場合があります。
また、日本語対応は、言語の翻訳だけではなく、ローカライズされたUIやドキュメンテーション、ローカル環境でのテストや統合など、多岐にわたる課題があります。これらの課題を解決するためには、多大な時間やリソースが必要となるため、日本語への完全対応が遅れるようになります。
これらの理由から、日本語に対応していないAPIツールが多いと考えられます。
生まれ変わったApidogは日本語への対応が開始
Apidogは、APIのライフサイクル全体でも役立つツールになります。APIの設計、仕様書生成、デバッグとテスト、APIモックなどの機能を一体化した包括的なプラットフォームです。「開発者の時間を、1分でも節約したい」はApidogのビジョンで、日本語に対応することで、よりよいAPI開発エクスペリエンスを日本のユーザーにもたらすように努めています。
それでは、一緒にApidogの素晴らしい機能を簡単に了解しましょう。
API設計
ApidogのAPI設計機能は、Swagger(OpenAPI)よりも使いやすくなっています。ApidogでAPIを設計、またはデザインすることは、OpenAPIのファイルをインポートして解析することによって実現可能になりますし、直感的なUIで新しいAPIを作成することもできます。
APIの仕様書生成
APIの仕様書は、API開発プロセスに移る基礎になり、API開発において極めて重要なものです。Apidogは、1クリックで非常に綺麗で読みやすい仕様書を生成できる機能が備えています。
APIのデバッグ
APIの開発が完了した後、バックエンド開発者は、期待のデータを返せるかどうか、または、APIのロジックが正しいかどうかをチェックするために、デバッグを行う必要があります。Apidogで、直接にデバッグを行うことができます。自分のニーズに応じて、パラメータをカスタマイズしたりして、クリエストを送信すると、レスポンスをすぐ取得できます。異なるリクエストとレスポンスを異なるユースケースとして保存することも可能になります。
APIのテスト
Apidogは、非常に使いやすい自動化テストと負荷テストの機能を提供しています。Postmanのようなコレクションテストもサポートされ、いかなるテストのニーズがあっても、Apidogはそれに対応できます。
APIモック
APIモックとは、実際のAPIと同様に振る舞う、テスト用の仮想的なAPIのことです。つまり、実際のAPIが提供するデータや機能に対して、APIモックが同じように応答を返すように設計されます。APIモックアップの略語です。Apidogに内蔵しているMockエンジンは、現実みたいなデータをモックできるので、これから、バックエンドのAPI開発が完了するまで待つ必要がなく、すぐAPIモックが返してくれるデータを用いて、開発プロセスを前に進めることができます。
上記に記載したApidogの機能の例は、ほんの一部になりますね。包括的なAPIプラットフォームとして、Apidogは、Amazonのクラウドサービス経由で、チームメンバー間のコラボレーションをよりシンプルにしました。いずれかの段階でAPIのどこかで変更点がある場合、直ちにクラウドサービスを他のメンバーに同期可能です。コミュニケーションのズレをなくし、チームの効率性を最大限に引き出すことができるのでしょう。
同期機能は、自分で指定したデータのみが共有されるので、同期しているデータセキュリティにも心配する必要がありません。また、Apidogは、ユーザーのデータを固く保護しています。Apidogは、お客様の情報の機密性・完全性・可用性の3つをバランスよく管理することができます。
もちろん、Apidogは、データベース操作、Schema(データ構造)の定義など、他にも有用な機能をたくさん提供しています。API関連の作業なら、何でもApidogを使って進めることができると思いますので、今すぐ体験してみましょうか。
Apidogの日本語対応における挑戦
今までに主流となっているAPIツールは、すべて英語のみで、日本語に対応するものが滅多にありません。Apidogは日本語に対応できるように、いろいろな挑戦に会ってきました。
専門用語の定義:例えば、開発者に対して、Requestとリクエスト、Responseとレスポンス、Scriptとスクリプトなど、両方とも通用される用語です。どちらがより適切なのかをよく考えて決めてしまいました。
特徴機能のローカル化:Apidogには、APIモックエンジンなど数多くの特徴機能があります。これらの特徴機能をも全部日本語化にする予定がありますが、現段階では、ご利用になれない場合があります。
Apidogは、バージョン2.2.34のリリースは、ただの始まりです。Apidogは、世界中の開発者を応援するために、常にお客様のニーズに応えるように、進化しています。これからも、日本のユーザーがより効率的に利用できるために最適化したり、改善したりしていきますので、皆様からのフィードバックを期待しています。例えば、「UIがおかしい?」「言語の表現が変?」「こういう機能が欲しい!」「あれをしないでください!」など、何でもApidogにお申し付けください。Apidogは、あなたの期待通りに変わっていきますよ。
謝辞&終わりに
Apidogをご利用いただき、誠にありがとうございます。ユーザーが満足できるサービスを提供するために、私たちは常に改善を続けていき、より良いサービスを提供することができるよう努めております。
今後とも、ユーザーの皆様にとってより使いやすく、より便利なAPI開発エクスペリエンスを提供するために、日本のユーザーの皆さんのニーズに応えるために、さらなる努力を重ねてまいります。
改めまして、ユーザーの皆様に心より感謝申し上げます。今後とも、当サービスを応援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。