SoapUIは、WebサービスやAPIのテスト用ツールとして、APIのロードテストや負荷テストを行うことができます。それでは、どうやってSoapUIでロードテストを行えば良いのですか?本文では、SoapUIを使ってロードテストや負荷テストを行う方法を皆さんに紹介します。
⒈自動テストモジュールからテストインスタンスを作成します。
⒉業務に合わせてワークフローを自動調整:APIの呼び出しをテストステップとして追加し、実行順序を定義できます。
⒊最後に「負荷テスト」メニューから、仮想ユーザー数、持続時間、Ramp-up期間などの実装環境を設定して負荷テストを実行します。
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SoapUIとは
SoupUIは、WebサービスやAPI(Application Programming Interface)のテストとデバッグを目的とした、オープンソースのテストツールです。SoupUIは、クライアント/サーバーベースのアーキテクチャで動作するWebサービスやRESTful APIをテストする際に利用されます。
SoapUIのロードテスト機能について
SoapUIは、Web APIやWebサービスのロードテストの機能を提供しています。ロードテストとは、大量のリクエストを送信し、サーバーの応答性や処理能力を検証する目的があります。SoapUIのロードテスト機能について、以下の点を説明します。
1. スレッド数とリクエスト数の設定
ロードテストでは、同時に何本のスレッド(リクエスト)を送信するかを設定できます。例えば、100スレッドを設定すると、同時に100本のリクエストを送信することになります。また、総リクエスト数も設定でき、例えば100スレッドで10000リクエストとすれば、同時に100本ずつ計10000本のリクエストを送信します。
2. テストケースの選択
ロードテストで実行するテストケースを選択できます。事前に作成したテストケースやテストスイートを利用できます。
3. データソースの設定
大量のリクエストを送信する際、リクエストパラメータを動的に変更する必要があります。SoapUIではデータソースからデータを読み込み、リクエストに埋め込むことができます。CSVファイルやExcelファイルなどから読み込めます。
4. レポート機能
ロードテスト実行後、応答時間の統計情報やスループット、エラー数などの結果がレポートとしてまとめられます。グラフ化された情報も確認できます。
5. アサーション機能
ロードテストの過程で、特定のレスポンスが返ってきた場合にアサーションエラーとしてマークできます。例えば、ステータスコードが200以外の場合はエラーとするなどのチェックが可能です。
SoapUIのロードテスト機能を活用することで、本番環境に近い状況での負荷をかけ、システムのパフォーマンスや容量を検証できます。開発の後半で行うことが一般的です。
SoapUIでロードテストや負荷テストを行う
SoapUIでロードテストや負荷テストを行うために、その中のLoadTestモジュールを利用する必要があります。次は、SoapUIのLoadTestモジュールを使ってロードテストや負荷テストを行う操作手順を皆さんに紹介します。
ステップ⒈LoadTestを作成
SoapUIのLoadTestモジュールを使って、ロードテストを実現することができます。まずはTest Suitを作成する必要があります、そして、Test Suitの中でLoadTestを作成できます。
次は作成できたLoadTestになります:
ステップ⒉LoadTestを実行
そして、左上の実行ボタンをクリックして、ロードテストを実装することができます。
ステップ⒊性能フィードバックを確認
LoadTestによるロードテストを実装すると、下記のパネルでロードテストの曲線図を確認することができます。
Apidogで超便利に簡単に負荷テストを行う
ApidogはAPIテスト自動化を行えるAPIテストツールとして、従来のAPIツールより便利に負荷テストを行えます。ApidogでAPI負荷テストを行うために、次のような3ステップが必要です。
テストインスタンスの作成
まずは、Apidogを開き、自動テストモジュールから簡単にテストインスタンスを作成することが可能!
ワークフローを調整
自分の業務に従って、ワークフローを作成:APIの呼び出しをテストステップとして簡単に追加し、これらのテストステップに対していくつかの条件を設定して、テストステップをどのような順で実行するかというワークフローを直感的なGUIで定義できます。
負荷テストを実装
右側のメニューで「負荷テスト」を選択して、負荷テストの実装環境、仮想ユーザー数、持続時間などを設定して、負荷テストを実装!!!
仮想ユーザー数:実際の作業中で同時に操作を10個するユーザー数をシミュレートできます。「同時接続ユーザー数」とも呼ばれています。
持続時間:パフォーマンスか負荷テストの合計実行時間です。実行中に仮想ユーザーがテストインスタンス内のすべてのリクエストをループします。
Ramp-up期間:テスト持続時間の最初の何分間は、スレッドが並行のユーザー数を増やしつつ、設定された仮想ユーザー数まで増やしていきます。0に設定すると、テスト開始時から設定された仮想ユーザー数を利用して実行します。
負荷テストが終わると、「テストレポート」タブをクリックして、非常に詳しい負荷テストのレポートを取得したり、他人に共有したりすることができるようになります。
まとめ
この記事は、SoapUIを使ってWebサービスやAPIのロードテストや負荷テストを行う方法について説明しました。また、Apidogは従来のツールよりも便利で簡単にAPI負荷テストを実行できるのでお勧めします。
Apidogを使えば、APIの負荷テストは直感的なGUIで3ステップで実施できます。まず自動テストモジュールからテストインスタンスを作成します。次に業務に合わせてワークフローを自動調整します。APIの呼び出しをテストステップとして追加し、実行順序を定義できます。最後に「負荷テスト」メニューから、仮想ユーザー数、持続時間、Ramp-up期間などの実装環境を設定して負荷テストを実行します。