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SOAP vs HTTP:その違いを完全解説 - Apidog

HTTPとSOAPとも、よく見られているプロトコルになります。この2つのプロトコルの違いとは何ですか?本文では、この点について完全に解説した上、SOAPとHTTPのAPIを簡単にデバッグしたりする方法を皆さんに紹介します。

中村 拓也

中村 拓也

Updated on 11月 12, 2024

HTTPとSOAPとも、よく見られているプロトコルになります。この2つのプロトコルの違いとは何ですか?本文では、この点について完全に解説した上、SOAPとHTTPのAPIを簡単にデバッグしたりする方法を皆さんに紹介します。

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Apidogは、HTTPとSOAP APIのテストにも完全に対応できるので、どのような通信プロトコルを採用しているAPIをテストしたり、デザインしたりする場合でも、Apidogは役立ちます。

また、Apidogは完全無料で利用できるツールとして、無料バージョンでも無制限に使えるので、下記のボタンからこのツールを取得しましょう。👇👇👇
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SOAPプロトコルとは

SOAP(Simple Object Access Protocol)は、Webサービス間での通信に使用される通信プロトコルの一つです。SOAPは、XML(eXtensible Markup Language)をベースとしており、Webサービスのクライアントとサーバー間でデータを交換するための標準化された方法を提供します。SOAPメッセージは、XMLで記述されたデータの塊であり、ヘッダーとボディの2つの主要なセクションで構成されます。ヘッダーには、メッセージの属性や認証情報などの追加情報が含まれます。ボディには、実際のデータが含まれています。

SOAPプロトコル

SOAPは、ウェブサービス記述言語(WSDL)と組み合わせて使用されることが一般的です。WSDLは、Webサービスが提供する操作やメッセージの構造を定義するための言語であり、SOAPメッセージの形式もWSDLで指定されます。

HTTPプロトコルとは

HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、インターネット上でクライアントとサーバー間で情報をやり取りするためのプロトコルです。HTTPは、WebブラウザとWebサーバーの間での通信に広く使用されています。

HTTPは、リクエストとレスポンスの形式で通信が行われます。クライアントがWebサーバーに対してリクエストを送信すると、サーバーはそのリクエストに対して適切なレスポンスを返します。リクエストは、URL(Uniform Resource Locator)やHTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)などの情報を含みます。レスポンスは、リクエストに対する結果や要求されたデータなどを含みます。

現在、HTTPはWebブラウジングの基盤となるプロトコルであり、HTMLやCSSなどのWebページの要素を取得して表示するために使用されます。また、API(Application Programming Interface)やWebサービスの呼び出しにも利用されます。

SOAPとHTTPとの違い

SOAPとHTTPの主な相違点といえば、一般的には次の4つの側面から論じることができます。

プロトコルの種類

  • SOAPは、Webサービス間の通信に使用されるプロトコルです。
  • HTTPは、インターネット上で一般的に使用されるプロトコルで、Webページの要素の取得やWebサービスの呼び出しに使用されます。

データ形式

  • SOAPは、XML形式でデータを交換します。SOAPメッセージはXMLベースのデータ構造を使用しています。
  • HTTPは、テキストベースのプロトコルですが、データ形式は制約されておらず、一般的にHTMLやJSON、XMLなどが使用されます。

メッセージ構造

  • SOAPは、メッセージがヘッダーとボディの2つの主要なセクションに分かれています。ヘッダーには追加情報や認証情報などが含まれます。
  • HTTPは、リクエストとレスポンスの形式を持っています。リクエストにはURL、HTTPメソッド、ヘッダーなどが含まれ、レスポンスにはステータスコードやデータなどが含まれます。

用途と拡張性

  • SOAPは、企業間のシステム間連携やビジネスプロセスの自動化など、複雑なWebサービスの通信に使用されます。SOAPは豊富なセキュリティやトランザクション管理の機能を提供し、相互運用性を重視します。
  • HTTPは、Webページの要素の取得やWebサービスの呼び出しなど、シンプルなデータの送受信に使用されます。HTTPは軽量で拡張性があり、主にリソースの取得や状態の管理に焦点を当てています。

総合的に言えば、SOAPはより複雑で厳密な仕様を持ち、豊富な機能を提供する一方、HTTPはシンプルで柔軟なプロトコルであり、主にWebページや簡易なデータの通信に使用されます。現在では、RESTfulなAPIが広く普及しており、SOAPよりもHTTPをベースとした通信が一般的となっています。

Apidog:SOAP APIとHTTP APIのデバッグにも対応可能

SOAPプロトコルでも、HTTPプロトコルでも、インターフェース(API)を作成することで、それを利用可能な状態にします。そこで、APIのデバッグも非常に重要な一環になります。Apidogは、SOAPプロトコルを採用しているAPIにも、HTTPプロトコルを採用しているRESTful APIにも、完璧に対応できます。開発者は、Apidogというツールを使用して、SOAPとHTTPのAPIを理想な状態までデバッグしたりすることができます。

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SOAP APIのデバッグ

  • リクエストを作成すると、エンドポイント(URL)、メソッド、名前及びXMLフォーマットのリクエストプラメータを記入します。
  • 実行ページで、リクエストを送信して、レスポンスを取得します。
ApidogでSOAP APIをデバッグ

HTTP APIのデバッグ

  • リクエストを作成すると、エンドポイント(URL)、メソッド、名前を記入します。
  • 実行ページで、リクエストを送信します。
ApdogでHTTP APIのデバッグ
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