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Stable Diffusion API使い方|オンラインで利用・テスト

このガイドを参照して、Stable Diffusion API経由で自分のアプリをもStable Diffusionサービスに簡単に連携することができると思います。

2022年に発表されたStable Diffusionは、AI分野、特にテキストからイメージを生成する分野における重要なマイルストーンとなりました。Diffusionテクニックに基づくこのモデルは、AIの進歩が続く中で象徴的な存在です。本文では、Stable Diffusion APIの使い方を皆さんに紹介します。

このガイドを参照して、Stable Diffusion API経由で自分のアプリをもStable Diffusionサービスに簡単に連携することができると思います。

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Stable Diffusion APIを自分のプロジェクトに導入したり、それを使って新しいプロジェクトを開発したりしたい場合、Apidogという完璧なAPI管理ツールを使うことがおすすめです。ApidogではStable Diffusion APIプロジェクトを便利にアクセスして、それを直ちに利用したり、テストしたり、自分のプロジェクトに導入したりすることができます。

また、Apidogは完全無料で利用可能なツールになりますが、次のボタンからこのツールを無料で取得することが可能です。
button

Stable Diffusionとは

Stable Diffusionは、Stability AIが開発したオープンソースの画像生成AIモデルです。テキストプロンプトから高品質の画像を生成することができます。

Stable Diffusion

主な特徴は以下の通りです:

  1. テキスト・画像ペアのデータセットを用いて学習された潜在拡散モデル(Latent Diffusion Model)に基づいています。
  2. ユーザーが入力したテキストプロンプトから、写真のようにリアルな画像や、絵画風・イラスト風の画像など、様々なスタイルの画像を生成できます。
  3. オープンソースで公開されているため、誰でも自由に利用・改変することができます。商用利用も可能です。
  4. 比較的少ない計算リソースで動作するため、パーソナルコンピュータでも利用可能です。
  5. 学習に使用された画像の著作権の扱いや、生成された画像の責任の所在など、法的・倫理的な課題も指摘されています。

Stable Diffusionは、画像生成AIの民主化に大きく貢献し、クリエイティブな表現の可能性を広げるツールとして注目を集めています。一方で、悪用のリスクもはらんでおり、技術の発展と並行して、適切な利用のためのルール作りが求められています。

Stable Diffusion APIとは?

そもそもStabele Diffusion APIとは何ですか?

Stable Diffusion APIは、Stability AIが提供するクラウドベースのAPIサービスで、開発者がStable Diffusionの機能を自身のアプリケーションやサービスに組み込むことを可能にします。

Stable Diffusion APIを使えば、開発者、アーティスト、エンスージアストは、ローカルセットアップや特殊なハードウェアを必要とせずに、Stable Diffusionモデルを使ってAIイメージを生成できます。クラウドコンピューティングの力を活用することで、APIはスムーズで効率的な体験を実現し、ユーザーが簡単に高品質のイメージを生成できるようになります。

Stable Diffusion APIにできること

それでは、Stable Diffusion APIを通じて、どのような作業が実現されることが可能ですか。次は、Stable Diffusion APIの主な機能を皆さんに紹介します。

テキストから画像生成(Text-to-Image)

  • ユーザーが入力したテキストプロンプトから、対応する画像を生成します。
  • 生成する画像のスタイルや特徴を、プロンプトで指定することができます。

画像から画像生成(Image-to-Image)

  • 入力画像とテキストプロンプトに基づいて、入力画像を変換・編集した新しい画像を生成します。
  • 例えば、入力画像のスタイルを変更したり、新しい要素を追加したりすることができます。

画像のアップスケーリング(Upscaling)

  • 低解像度の画像を入力として、高解像度の画像を生成します。
  • 画質を維持しながら、画像のサイズを拡大することができます。

マスキングによる編集(Inpainting)

  • 画像の一部をマスクで指定し、その部分をテキストプロンプトに基づいて編集・変更します。
  • 例えば、画像の背景を変更したり、オブジェクトを追加・削除したりすることができます。

ということでStable Diffusion APIを利用することで、開発者は以下のようなアプリケーションやサービスを作成できます:

  • カスタムデザインジェネレーター
  • 画像編集ツール
  • 仮想試着サービス
  • ゲームやバーチャルワールドのアセット生成
  • クリエイティブなソーシャルメディアフィルター

などです。

APIを使うことで、開発者は自身でStable Diffusionモデルをトレーニングしたり、高性能なハードウェアを用意したりすることなく、Stable Diffusionの機能を手軽に利用できます。これにより、画像生成AIを活用した新しいサービスやアプリケーションの開発が促進されています。

また、最新のアップデートにより、Stable Video Diffusionモデルによって動画の生成もできるようになりましたので、必要に応じてStable Diffusion APIを経由で動画の生成もできます。

例:Stability.aiの動画出力

Stable Diffusion APIの利用料金

Stable Diffusion APIに新しく登録すると、自動的に25個の無料クレジットが付与されます。このクレジットはDreamStudioとStable Diffusion APIの両方でも使用できます。

その以降、クレジットを追加購入する場合は、100クレジットにつき、1米ドルがかかります。標準のイメージ生成では、ステップ=30で0.2クレジットが必要です。

ご案内:"ステップ"とは、イメージ生成プロセスで実行される繰り返し回数やDiffusionステップの回数を指します。

価格調整 (2022年)

モデルによって生成コストが異なります。以下が比較です。

画像

モデル Stable Diffusion XL 1.0 Stable Diffusion 1.6
機能 標準 高速処理
価格 (ステップ=30) 0.20 0.24

編集(Editing)

Search-and-Replace Inpaint
機能 画像の一部を置き換え 画像の一部を補完
価格 4.00 3.00

アップスケーリング(Upscaling)

Creative Upscale Real-ESRGAN x2
機能 4Kへの品質・パフォーマンス改善 細部の強調
価格 25.00 0.2

ビデオ

  • 機能: 短いビデオを生成
  • 価格: 20.00

Stable Diffusion API認証

Stable Diffusion APIを使用する前に、認証するために、APIキーを取得する必要があります。次は、ステップバイステップの認証用APIキーを取得するチュートリアルになります。

  1. stability.aiでアカウントを作成します。
stability.aiでアカウントを作成

2. アカウントページで右上にあるプロファイルのアイコンをクリックします。

プロファイルページに移動

3. ここで左側のメニューから「API Keys」を選択して、「+Create API Key」ボタンをクリックすることで、APIキーを生成して取得できます。

APIキーを生成

Stable Diffusion APIの利用を始める

APIキートークンを取得したら、Apidogというツールが使えます。ApidogはAPIの設計、デバッグ、テスト、ドキュメント化、モック化を1つのツールで行えるオールインワンのAPI開発ツールです。ApidogはゼロからAPIを構築したり、既存のAPIをインポートしたりと、柔軟に対応できます。

button

また、ApidogのAPI Hubでは、Stable Diffusion APIプロジェクトを直ちに利用することもできますので、次のページにアクセスすると、オンラインでStable Diffusion APIを利用したり、テストしたりすることができます。

Getting Started - Stability.Ai
Getting Started - Stability.Ai

ApidogでStable Diffusion APIを使用

Apidogを利用することで、簡単にStable Diffusion APIを利用することができます。

使用例1:残高の確認

ApidogのStable Diffusion APIプロジェクトにアクセスすると、左側のメニューからStable Diffusion APIの全てのエンドポイントが表示されます。そこから必要なものを選択できます。例えば、残高を確認するために、「balance」を選択します。

Method: GET
Endpoint: https://api.stability.ai/v1/user/balance

ここで右側パネルで「Try it out」ボタンをクリックして、直ちに利用することができます。

apidogの SD APIにアクセス

そして、Headersタブに切り替え、AuthorizationフィールドにAPIキーを設定します。

APIキーを記入

リクエストを送信すると、残高の情報が返されます。

レスポンスを取得

使用例⒉テキストからイメージ生成

また、Stable Diffusion APIを利用して、テキストからイメージを生成する方法を紹介します。同じくApidogでのStable Diffusion APIプロジェクトからtext-to-imageというエンドポイントを選択します。

Method: POST
endpoint: https://api.stability.ai/v1/generation/{engine_id}/text-to-image

そして、必要なパスパラメータを記述:

  • engine_id: モデルのバージョン (文字列)
パラメータを記入

本文のパラメータ (必須項目のみ指定):

  • text_prompts:
  • "text": "画像に関する説明"
  • "weight": オプション

例:

"text_prompts": [		
	{
    	"text": "画像に関する説明",		
        "weight": 0.5		
        }	
]
JSONを送信

結果:

Base64データを取得

base64の文字列をコピーし、base64からイメージへの変換ツールを使ってイメージを取得します。

画像を取得

クライアントコードを生成してStable Diffusionに連携

また、Apidogを使って、Stable Diffusion APIをテストして、それが問題なく動作できることを確認した上、Apidogを利用して、Stable Diffusion APIのクライアントコードを生成することもできます。プロジェクトが使用しているプログラミング言語が何であっても、Apidogはその言語のクライアントコードを生成することもできますので、Stable Diffusionサービスに連携することも楽々なことになりますね。

Stable Diffusion APIのクライアントコードの生成

まとめ

この記事では、Stable Diffusion APIの基本情報、料金、及び簡単に利用できる方法を皆さんに紹介しました。

ApidogのAPI Hubでは、Stable Diffusion APIプロジェクトを直ちに利用することもできますので、オンラインでStable Diffusion APIを利用したり、テストしたりすることが必要となる場合、非常に役に立ちます。

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