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REST APIとは?概念と実現方法の完全解説

REST APIとは、RESTの原則に基づいて設計されたAPIで、日常的に最も頻繁に見られるAPIの種類です。本文では、RESTful APIの概念を解説した上、その実現方法をも詳しく紹介します。

REST APIとは、RESTの原則に基づいて設計されたAPIであり、RESTful Webサービスとのインタラクションをサポートしています。RESTはRepresentational State Transferの略として、最初はコンピュータ科学者のRoy Fieldingによって提案される概念です。

REST APIの概念を理解する前に、まずはRESTとAPIといった2つの概念を理解する必要があると思います。本文では、RESTとAPIの概念を紹介した上、REST APIの概念と実現方法を完全に解説していきたいと思います。

APIとは

API(Application Programming Interface)とは、プログラムやアプリケーションの機能を外部から利用するためのインターフェースです。APIを使用することで、開発者は他のプログラムやアプリケーションとデータをやり取りしたり、機能を利用したりすることができます。APIは一般的に、関数や手続きの形で提供されます。外部のプログラムやアプリケーションは、APIを呼び出すことで、必要な機能を利用することができます。APIの利用により、同じ機能を複数のアプリケーションで共有したり、効率的に開発することができます。

APIは、Webアプリケーション、モバイルアプリケーション、デスクトップアプリケーションなど、さまざまな種類のアプリケーションで使用されます。APIは、プログラミング言語やプラットフォームに依存しないため、異なるシステム間での情報交換にも利用されます。

RESTとは

REST(Representational State Transfer)は、Webアーキテクチャのスタイルの1つであり、Web上でリソースを表現し、アクセスするための設計原則の集合体です。RESTは、HTTPプロトコルに基づいており、Webの性質に合わせたシンプルな設計が特徴です。

RESTは、クライアントとサーバーの間でデータをやり取りするための一連の原則を定義しています。RESTには、リソースの識別、リソースの表現、ステートレスな通信、キャッシュの利用、統一インターフェースなどが含まれます。

例えば、Webサイトにアクセスする場合、WebブラウザからWebサーバーにHTTPリクエストを送信し、WebサーバーからHTTPレスポンスを受け取ります。このような通信の場合、RESTの原則が適用されています。

REST APIとは

そもそもREST APIの概念については、RESTの概念とAPIの概念を組み合わせて理解すれば良いのです。

REST(Representational State Transfer)APIとは、Webアプリケーションの機能を外部のクライアントアプリケーションから利用するためのAPIの一種です。REST APIは、HTTPプロトコルを使用して通信を行い、一般的にJSONまたはXML形式でデータをやりとりします。

REST APIでは、リソース(データ)を一意の識別子(URI)で指定し、HTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)を使用してリソースを操作します。クライアントアプリケーションはHTTPリクエストを送信し、サーバーからのHTTPレスポンスを受け取ります。これにより、Webアプリケーションの機能を外部から利用することができます。

RESTful APIの構造図

REST APIは、シンプルで拡張性が高く、複雑なシステムでも使用されることが多いため、Webアプリケーションの開発に欠かせない技術となっています。

REST APIとRESTful APIは同じですか?

ネットでREST APIとRESTful APIをよく目にすることがありますが、APIにあまり詳しくないユーザーにとって、この2つのものは同じものなのかという疑問を抱くことが多いのですね。それでは、REST APIとRESTful APIは同じものですか?

実際には、REST APIとRESTful APIは同じくRESTの原則に従って設計したり、作成したりしたAPIのことを指しているので、REST APIとRESTful APIは完全に同じなものになっています。ネットワークなどのところで、この2つものが完全に同じなものだと理解するのはすでに業界的合意になったと思います。

ただし、単純に英語の語彙から見ると、REST APIは、RESTの原則に基づいて設計されたAPIを指している一方、RESTful APIは、RESTの原則に従い、REST APIとして実装されたAPIを指していると理解しても良いのでしょう。

RESTful APIを実現する方法

RESTful APIを実現するには、以下の原則を遵守する必要があります。

  1. URIによるリソースの識別: リソースを一意に識別するURIを使用します。URIには、リソースの階層構造を表現することができます。
  2. HTTPメソッドによる操作の表現: HTTPメソッドを使用して、リソースを操作します。一般的には、GET(取得)、POST(作成)、PUT(更新)、DELETE(削除)の4つのHTTPメソッドを使用します。
  3. メディアタイプによるリソースの表現: リソースの表現には、JSON、XMLなどのメディアタイプを使用します。クライアントとサーバーは、メディアタイプに基づいて、リソースの表現を解釈します。
  4. ステートレスな通信: RESTful APIは、ステートレスな通信を行います。つまり、クライアントとサーバー間でセッション状態を保持しません。
  5. キャッシュの利用: RESTful APIは、HTTPプロトコルに基づくため、HTTPキャッシュを利用することができます。キャッシュにより、リソースの取得や更新が高速になります。
  6. 統一インターフェース: RESTful APIは、統一されたインターフェースを提供することが重要です。これにより、クライアントアプリケーションが異なるサーバーに対しても、同じようにリクエストを送信することができます。

以上の原則に従うことで、RESTfulなAPIを実現することができます。また、APIの設計にあたっては、リソースの設計やURIの表現なども重要な要素となります。

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REST APIに詳しい方は、APIの設計は様々な方面に及ぼすことがあることがわかっていると思います。データ構造の構築、エラー処理、API仕様書の作成と修正などの仕事の中で、チーム全体がAPI仕様書を巡って作業を進めることがよく見られます。それに伴い、チームが使用しているツールはますます多くなっています。例えば、Swaggerを使ってAPI仕様書を作成したり、Postmanを使ってAPIをデバッグしたり、JMeterを使ってAPIをテストしたりするようになります。もし作業にAPIのデータモックを必要とする場合、またモックサーバーを使ってFaker.jsを作成する必要があります。このようなプロセスが複雑すぎませんか?

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