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httpリクエストヘッダの一覧｜送信時の設定方法も解説

HTTPリクエストヘッダはサーバーに対してそのリクエストの詳細な情報やクライアントの意図、要求などを伝える役割があります。本文では、HTTPリクエストヘッダで利用できるフィールドの一覧を皆さんに紹介した上、Apidogという非常に使いやすいツールを使って、リクエストの送信時にリクエストヘッダを定義して送信する方法を皆さんに紹介します。

shimizu chioka

Updated on 2024年4月18日 4 min read

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HTTPリクエストヘッダとは

HTTPリクエストヘッダとは、クライアントからサーバーに送信されるHTTPリクエストメッセージの先頭部にあるヘッダーセクションのことを指します。

HTTPリクエストヘッダの役割

それでは、HTTPリクエストヘッダはどのような役割を果たしていますか？次は、HTTPリクエストヘッダの主な役割を皆さんに紹介します。

クライアントの情報をサーバーに伝える

User-AgentやAccept-Languageなどのヘッダーがこれに該当

リクエストの内容や形式を特定する

Content-TypeやAcceptなどのヘッダーがこれに該当

認証やセッション管理に関する情報を伝達する

CookieやAuthorizationヘッダーがこれに該当

リクエスト本文の大きさや形式を特定する

Content-LengthやContent-Encodingなどがこれに該当

クライアントが希望するレスポンスの形式を指定する

AcceptやAccept-Encodingなどがこれに該当

つまり、リクエストヘッダはサーバーに対してそのリクエストの詳細な情報やクライアントの意図、要求などを伝える役割があると言えます。サーバー側でその情報をもとに適切なレスポンスを生成することができるために重要な意味を持っています。

HTTPリクエストヘッダ一覧

それでは、実際にHTTPリクエストを送信する時に、利用可能なHTTPリクエストヘッダは何ですか？次は、主なHTTPリクエストヘッダを皆さんに紹介します。主なHTTPリクエストヘッダの一覧は以下の通りです。

HTTPリクエストヘッダーの一覧表：

HTTPリクエストヘッダ	説明
Accept	クライアントが受け入れ可能なメディアタイプ
Accept-Charset	クライアントが受け入れ可能な文字セット
Accept-Encoding	クライアントが受け入れ可能なエンコーディング
Accept-Language	クライアントが受け入れ可能な自然言語
Authorization	HTTP認証Token
Cache-Control	キャッシュ動作の指定
Connection	現在の接続に関するオプション
Content-Length	リクエストボディの長さ
Content-Type	リクエストボディのメディアタイプ
Cookie	クライアントのCookie
Date	リクエスト発行の日付時刻
Expect	特定のサーバー動作が必要な場合の通知
From	メールアドレス
Host	リクエストURIのホスト名とポート番号
If-Match	条件付きリクエストのETag
If-Modified-Since	条件付きリクエストの日時
If-None-Match	条件付きリクエストのETag
If-Range	条件付きリクエストのETag
If-Unmodified-Since	条件付きリクエストの日時
Origin	CORSアクセスのオリジン
Range	取得する範囲
Referer	前のWebページのアドレス
TE	リクエストが転送エンコーディングを受け入れるかどうか
User-Agent	リクエストソフトウェアのユーザーエージェントの文字列

HTTPリクエストヘッダーの例

HTTPリクエストヘッダーとは、HTTPリクエストメッセージの一部で、リクエストに関する付加的な情報を提供するものです。リクエストの種類や目的に応じて、上記のような様々なヘッダーが使用されます。

HTTPリクエストヘッダーの具体的な送信例です。

GET / HTTP/1.1
Host: www.example.com
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:109.0) Gecko/20100101 Firefox/113.0
Accept: text/html,application/xhtml+xml,application/xml;q=0.9,image/avif,image/webp,*/*;q=0.8
Accept-Language: ja,en-US;q=0.7,en;q=0.3
Accept-Encoding: gzip, deflate, br
Connection: keep-alive
Upgrade-Insecure-Requests: 1
If-None-Match: W/"62f1-5e4f6cc27b930"
If-Modified-Since: Thu, 20 Apr 2023 02:29:55 GMT
Cache-Control: max-age=0

このリクエストは、www.example.comのルート(/)にGETリクエストを送信しています。

Hostヘッダーでは、リクエスト先のホスト名を指定しています。
User-Agentヘッダーでは、リクエストを送信したブラウザの情報を示しています。
Acceptヘッダーでは、受け入れ可能なコンテンツタイプを示しています。
Accept-Languageヘッダーでは、優先する言語を示しています。
Accept-Encodingヘッダーでは、受け入れ可能なコンテンツエンコーディングを示しています。
Connectionヘッダーでは、持続接続を要求しています。
Upgrade-Insecure-Requestsヘッダーは、HTTPSへのアップグレードを要求しています。
If-None-MatchおよびIf-Modified-Sinceヘッダーは、クライアントにキャッシュされた前のレスポンスのETagとLast-Modified時刻を示し、リソースが変更されていない場合は304 Not Modifiedレスポンスを受け取ることを意味しています。
Cache-Control: max-age=0ヘッダーは、キャッシュを無効にし、常に最新のレスポンスを取得するよう要求しています。

このようにHTTPリクエストヘッダーでは、リクエストに関する様々な情報を送信することができます。

ApidogでHTTPリクエストヘッダを設定して送信

それでは、HTTPリクエストを送信するときに、HTTPリクエストヘッダを定義するにはどうしたら良いですか？次は、ApidogというAPIクライアントツールを使って、簡単にHTTPリクエストヘッダを定義した上、HTTPリクエストを送信する方法を皆さんに紹介します。Apidogは、HTTPプロトコルに完璧に互換しているため、リクエストを送信するときに、ヘッダーを編集したり、リクエストヘッダーとレスポンスヘッダーを確認したりすることが簡単に実現されています。

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それでは、次のステップを参照して、ApidogでHTTPリクエストヘッダを定義した上、送信してください。

リクエストヘッダーの設定

ステップ⒈Apidogを開き、HTTPプロジェクトを新規に作成します。

ステップ⒉「＋」ボタンをクリックして、リクエストを新規に作成し、必要なリクエスト情報を記入して、「Headers」タブに切り替えます。ここで、「パラメータ名」の入力ボックスをクリックすると、頻繁に利用されるHTTPリクエストヘッダのフィールドが事前に用意されるので、そこから必要なパラメータを選択して、パラメータ値を入力するだけです。また、必要なヘッダが見つからない場合は、手動入力で自分でHTTPリクエストのヘッダ情報をカスタマイズすることも可能です。

まとめ

この記事では、HTTPリクエストヘッダの一覧と共に、実際にリクエスト送信時のヘッダ設定方法について解説しました。HTTPリクエストの送信時に、リクエストヘッダを設定する必要がある場合、APIクライアントツールのApidogを使うのが特に便利です。Apidogを使えば、目的に応じて柔軟にヘッダ設定のカスタマイズが可能です。HTTPリクエストの作成・送信にApidogを活用してみてください。

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