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API db接続:APIでデータベースを操作する方法

API開発の際に、データベースに接続して、何かのデータを取得したり、データベースへのCRUD操作を行なったりする必要がありますので、APIでデータベースに接続して操作することができれば、開発の効率性もかなり向上することができるのでしょう。

現在の情報化社会では、スピードや効率性は非常に肝心なことになっています。また、近年、日本でもDX化が政府から推進され、データやデジタル技術を活用することの重要性ももどんどん上がっています。DX化では、大量のデータを扱ったり、異なるアプリ間でデータをやり取りしたりする必要があります。これを実現するために、APIとデータベースが不可欠な一環として捉えています。

API開発の際に、データベースに接続して、何かのデータを取得したり、データベースへのCRUD操作を行なったりする必要がありますので、APIでデータベースに接続して操作することができれば、開発の効率性もかなり向上することができるのでしょう。

ここでApidogという直感的で使いやすいAPIクライアントツールを利用して、簡単にデータベース操作を行える方法を皆さんに紹介します。

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APIとデータベースとは?

多くのユーザーにとって、APIとデータベースというのがよく耳にした概念になると思います。確かに、情報化社会が進んでいる今、多少IT業界のテクノロジーを聞いたことがあるのでしょう。本文では、APIとデータベースへの理解を深めるために、まずはAPIとデータベースとは何かをみなさんに紹介していきたいと思います。

APIとは

API(Application Programming Interface)は、アプリケーションからデータベースなどのシステムリソースにアクセスするためのインタフェースです。APIは、異なるソフトウェアコンポーネントやサービスが相互に通信し、データや機能を共有するための契約やルールのセットです。APIは、リクエストの送信とレスポンスの取得という形式でデータを交換します。

より詳しくは下記の記事をご参照:

完全解説:APIとは何か?仕組み、種類、開発と連携の事例など
APIを聞いたことがあるユーザーは多くなりますが、その概念や仕組みを正しく理解している人は必ずしも多くはないでしょう。そこで、本文では、APIとは何かを解説した上、APIの実例、種類と仕組み、メリットとデメリット、利用方法などを詳しく紹介します。

データベースとは

データベースとは、組織されたデータの集合で、ストレージと検索ができるよう設計されたものです。主に以下のような特徴があります。

  • データの永続的な保存ができる
  • 大量のデータを高速に処理できる
  • データの重複を最小限に抑えデータの整合性が保たれる
  • データ操作のトランザクション管理により、処理の一貫性・原子性が保証される
  • アクセス制御によって、データセキュリティを確保できる

このように、データベースはアプリケーション開発の基盤として幅広く利用されており、高速な処理と信頼性の高いデータ管理を実現しています。DX時代にその重要性はさらに高まっています。

データベース

APIとデータベースの関係:両者の繋がりを理解

APIとデータベースの繋がりといえば、データベースへのアクセスを制御するためのインタフェースとしてAPIが利用されることが多く見られます。APIを介して、アプリケーションからデータベースに安全にアクセスできるようになります。具体的には、アプリケーションからAPIにデータベースアクセスのリクエストを送信し、APIがデータベースとやり取りを行って結果をアプリケーションに返す、という流れになります。

APIとデータベースのやり取り

このようにAPIでデータベースに接続すると、アプリケーションがリアルタイムにデータを取得したり、操作したりすることができるようになります。この接続は、最新のデータを取得することを確保し、ユーザーの要件に従って、適切なデータを取得することもできるようになります。

ApidogでAPIをデータベースに簡単に接続可能

昔では、アプリケーションをデータ保管場所に直接に通信することが非常に難しくなります。データ保管場所は、大きなボックスのようになり、アプリケーションはそこからデータを取り出すために、複雑なコマンドラインを書く必要があります。

Apidogは、API開発に必要な全機能をも提供するAPIライフサイク管理ツールとして、データベース接続機能も利用できます。そこで、API開発中に、Apidogで、データベースに接続して操作することができるので、APIテストをこれまでにないほどスムーズにすることができます。

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Apidogで接続可能なデータベース

Apidogは、現在主流となっているプロバイダーのデータベースにも対応できます。次は、Apidogが対応可能なデータベース種類を皆さんに紹介します。

MySQL

オープンソースのリレーショナルデータベース。高速、負荷耐性に優れ、Webアプリケーションでの利用が多い。

SQL Server

マイクロソフトによるリレーショナルデータベース。高い安定性と可用性が特徴。Windowsシステムとの親和性が高い。

Oracle

商用のリレーショナルデータベースの老舗。高度な機能とパフォーマンスを誇る。大規模システム向け。

PostgreSQL

オープンソースのリレーショナルデータベース。標準準拠で機能が豊富。安定稼働と信頼性が特徴。

ClickHouse

列指向の高速分析データベース。リアルタイム分析に大量データを処理するのに適している。

MongoDB

ドキュメント指向のNoSQLデータベース。柔軟なスキーマと高い拡張性を持つ。Web/モバイルアプリに人気。

このように、用途や特徴に応じて適切なデータベースを選択することが大切です。システム要件に合わせて検討していく必要があります。

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ApidogでAPIをデータベースに接続する方法

それでは、Apidogを使って、APIをデータベースに接続するには、どうしたらいいですか?次は、非常に詳しい操作ガイドを解説します。

ステップ⒈APIのテスト中に、「前処理」と「後処理」の設定で、「データベース操作」を利用することができます。

前・後処理でデータベース操作を選択

ステップ⒉データベースの設定を行います。ここで「データベース接続」で、新しいデータベースを追加することができます。下記画像のように、データベースに接続するために必要な情報を入力して、データベースを新規に追加することができます。

データベースに接続
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ケース⒈データベースのデータを取得してレスポンスを検証

ステップ⒈どのようなデータを対象に、どのような操作を行うことを定義するために、SQLのコマンドを入力します。例えば:select * from users where id=2というコマンドを入力して、usersというデータベースからid=2のユーザーのデータを取得できます。

データベースのコマンドを入力

ご案内:コンソールに結果を表示する」をスイッチオンして「送信」ボタンをクリックすると、「コンソール」でデータベースから取得したデータを表示することができます。

ステップ⒉変数に結果を抽出する」で、変数名やJSONPath式を入力することで、データベースから取得したデータをApidogの環境変数、グローバル変数とローカル変数として保存することができます。

データベースのデータを変数として保存

ステップ⒊変数の設定が終わると、「送信」ボタンをクリックして、変数を保存します。ここで、右上にある環境設定のアイコンをクリックして、保存された変数を確認することができるようになります。

保存済みの変数を確認

このように、データベースから取得したリアルなデータを変数を保存すると、今後のAPIテストのプロセスで、直接にこの変数を参照して、リアルデータを利用してAPIテストを行えるようになります。

また。Apidogのアサーション機能を使うことで、取得のAPIレスポンスがデータベースのデータに一致しているかどうかを自動的に検証することもできるので、APIの動作検証と品質確保のために、非常に便利な機能です。

Apidogでアサーションを設定

アサーションを設定すると、Apidogはレスポンスで返されたデータがデータベースのデータに一致するかどうかを自動的に検証してくれます。

apidogのアサーション結果
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ケース⒉レスポンスから情報をデータベースに新規追加

また、APIリクエストを送信して、レスポンスを取得できた場合、レスポンスで返された情報をデータベースにレコードとして保存することもできます。

例えば、ユーザー情報というAPIエンドポイントから取得できたユーザーをUsersというデータベースに保存しようとする場合、まずはレコードに保存したい情報をレスポンスから抽出する必要があります。

ステップ⒈当該APIの後処理で「抽出変数」をクリックして、抽出したい情報を定義します。ここで、ユーザーのIDとユーザーの名前を抽出する必要があるので、「抽出変数」を追加して、JSONPathを利用して、ユーザーのIDとユーザーの名前をそれぞれuser_idnew_userといった環境変数に抽出します。

レスポンスのデータを編集として抽出

ステップ⒉そして、後処理で「データベース操作」を追加して、データベース接続でデータベースに接続してから、次のコマンドを入力して(SQLコマンドでも環境変数を適用可能)、「送信ボタン」をクリックすると、データベースに新しいレコードを作成します。

INSERT INTO users (id, name)  VALUES ({{user_id}}, '{{new_user}}');

データベースのInsert操作のコマンドを入力

ステップ⒊上記の画像のように、APIレスポンスデータから見るユーザー名が福田になり、IDが1684になっています。そして、データベースのusersというテーブルを開くと、name=福田 id=1684というユーザーのレコードが自動的に追加されました。

データベースでレコードが新規に作成された

このようにして、APIを呼び出すたびに自動的にデータベースのデータを変更することもできますので、非常に便利です。また、Apidogを使ってデータベースに接続すると、データの取得とデータ新規追加だけではなく、自らのニーズによってCRUD操作も全部行えるので、ぜひお試しください。

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まとめ

APIはデータベースなどのシステムリソースへのアクセスを制御するインタフェースとして重要な役割を果たします。APIを介することで、アプリケーションとデータベースを安全に接続できます。

Apidogでは、MySQL、SQL Server、Oracle、PostgreSQLなど、多くのデータベースに簡単に接続できます。データベース接続機能を使うことで、API開発・テストを大幅に効率化できます。具体的には、データベースから取得したデータをApidogの変数として保存できます。その変数はAPIテストで直接参照できるので、リアルなデータを用いたAPIの動作検証が可能になります。

このデータベース接続機能によって、より実践的かつ効果的なAPIの設計・テスト・運用が実現できると言えます。APIとデータベースの連携はアプリケーション開発に不可欠ですが、Apidogを使えばそれを容易に行うことができるのです。API開発者にとって大きなメリットがあるこの機能を、ぜひ活用していただければと思います。Apidogは、APIとデータベースをスムーズに接続し、効率的な開発を支援するツールといえます。

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