Talend API Testerとは、その使い方を完全に解説

Talend API Testerは、APIのテストを行うための重要なツールです。本記事では、Talend API Testerの機能と使い方について解説します。APIテストは、Webサービスやアプリケーションの開発に不可欠な工程であり、効率的にテストを行うことができれば、開発効率の大幅な向上が期待できます。Talend API Testerを活用することで、APIのテストプロセスを円滑に進めることができるでしょう。

中村 拓也

中村 拓也

25 7月 2025

Talend API Testerとは、その使い方を完全に解説

Talend API Testerは、APIのテストを行うための重要なツールです。本記事では、Talend API Testerの機能と使い方について解説します。APIテストは、Webサービスやアプリケーションの開発に不可欠な工程であり、効率的にテストを行うことができれば、開発効率の大幅な向上が期待できます。Talend API Testerを活用することで、APIのテストプロセスを円滑に進めることができるでしょう。

また、ApidogはTalend API Testerより強力的で使いやすいAPIテスト用ツールになりますので、APIをより効率的にテストしてみたい場合は、Apidogという有用なツールをも見逃しないでください。

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Talend API Testerとは

Talend API TesterはAPIテスト用のChrome拡張で、ブラウザから簡単にAPIをテストしたりすることができるクライアントツールです。Talend API Testerは、REST、SOAP、HTTP APIにも対応でき、POST、GET、PUT、DELETEなどのメソッドでリクエストを送信することをサポートしています。

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Talend API Testerは、HTTPとREST APIの呼び出し、検索やテストを行える便利なツールになります。Talend API Testerは元々日本語に対応できませんでしたが、最近いよいよ日本語のUIをサポートできるようになったため、本文では、Talend API Testerの日本語設定の手順を皆さんに紹介した上、より便利なAPIテストフリーツールをみなさんにお勧めします。

Talend API Testerの主な機能

Talend API Testerは、主にAPIリクエストの送信とレスポンスの検索、API動作の検証のために利用されています。その主な機能は次のようになります:

Talend API Testerの使い方

それでは、どうやってTalend API Testerを利用してAPIをテストすれば良いのでしょうか?まずは、ChromeからTalend API Testerという拡張をインストールする必要があります。

Talend API Tester拡張をインストール

Chromeで、Talend API TesterのChromeウェブストアページにアクセスします。

Talend API Tester - Free Edition
Visually interact with REST, SOAP and HTTP APIs.

このページでは、「Chromeに追加」ボタンをクリックして、Talend API TesterをChromeの拡張機能としてインストールします。

ChromeウェブストアからTalend API Testerをインストール

Talend API TesterでGETリクエスト

ChromeからTalend API Testerを開くと、すぐにリクエストの送信画面になります。ここで、GETリクエストを簡単に送信することができます。

Talend API TesterでGETリクエスト

という手順で、GETリクエストを簡単に送信することができます。リクエストが送信されると、下記のレスポンスのところで、HTTPステータスコードとレスポンスの具体的なデータが表示されます。

Talend API Testerでレスポンスを取得

Talend API TesterでPOSTリクエスト

GETリクエストのほか、POSTリクエストもよく利用されています。そこで、この部分では、Talend API Testerを使って、POSTリクエストを送信する方法を皆さんに紹介します。

このような手順に従って、POSTリクエストを送信することができます。

Talend API Testerの他の機能

Talend API Testerは、基本的なリクエスト送信機能以外、環境などの高度な機能も利用できます。

環境と環境変数

Talend API Testerでは、環境を追加したら、そこで環境変数を定義することが可能です。環境変数を定義すると、リクエストのパラメータ、ヘッダー、ボディなどのところで、直接に環境変数の値を参照することができるようになります。

Talend API Testerの環境と変数機能

シナリオテスト

また、Talend API Testerでは、APIテストプロジェクトを作成することで、APIのシナリオテストを行うこともできます。APIテストプロジェクトで利用可能な高度機能は主に次:

Talend API Testerのシナリオテスト

Apidog:より便利にAPIをテスト

Talend API Testerの代わりに、Apidogというツールを使用することがお勧めです。Apidogは、Talend API Testerの全機能を備えており、既存のAPIリクエストから、API仕様書を自動生成したり、0からAPIをデザインしたりすることができます。また、ApidogにはMockサーバーも内蔵されていて、APIのサーバーサイドができていない場合でも、APIのテストを行えるので、非常に便利なツールになるのでしょう。

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APIをテストする必要がある場合、Apidogを利用したらより簡単に行えます。Apidogは、あらゆるメソッドにも対応しており、前処理と後処理操作を使うことで、非常に高度なテスト機能を行えます。

API管理ツールのApidog

また、POSTリクエストなど、HTTPボディデータが必要となる場合、Apidogはより豊富で柔軟なデータオプションを提供しているので、より便利にリクエストを送信できます。

ApidogでリクエストBodyを送信

リクエストを送信した後、そのリクエストを重複利用可能なAPICaseを保存したり、自動テストのステップでそれを参照したりすることもできます。

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APIのシナリオテストを行う場合でも、Apidogで簡単にテストステップを追加したり、テストの順序を調整したり、シナリオテストの条件を課したりすることができますので、非常に便利です。

Apidogで高度な自動テストを

まとめ

以上、Talend API Testerの機能と使い方について詳しく解説しました。Talend API Testerを用いることで、GUIベースの環境で直感的にAPIテストを実行できます。また、テストシナリオの作成や環境変数の設定など、より高度なテストも可能です。APIの開発・テストに携わるエンジニアにとって、非常に有用なツールだと言えるでしょう。

最後に、さらに使いやすい代替ツールとしてApidogも紹介しました。APIテスティングの作業効率化に役立てていただければ幸いです。

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