API設計の段階で、Swagger Editorを導入して、API設計と編集の可視化を実現しています。それでは、このSwagger Editorとはなんですか？どのようにAPIの設計と編集の効率性を上げていますか？本文では、これらの点について皆さんに解説します。
Swagger Editorとは
Swagger Editorは、オープンソースのAPIデザインおよびドキュメンテーションツールです。Swagger（現在はOpenAPI Specificationとして知られています）形式でAPIを定義し、編集、視覚化、検証するためのWebベースのエディタです。
Swagger Editorの主な機能
Swagger Editorを使用すると、以下の主な機能を活用することができます。
- API定義の作成と編集: Swagger Editorは、APIのエンドポイント、パラメータ、リクエストおよびレスポンスの形式、ヘッダー、認証などのAPI定義を作成および編集するためのシンタックスハイライトや自動補完を提供します。
- リアルタイムの構文検証: Swagger Editorは、API定義の構文をリアルタイムで検証し、エラーや警告を表示します。これにより、正しい形式と構造でAPIを設計および定義できるよう支援します。
- ドキュメントの自動生成: Swagger Editorは、API定義から自動的にドキュメントを生成します。生成されたドキュメントには、APIのエンドポイント、リクエストとレスポンスの形式、パラメータ、エラーメッセージなどの詳細情報が含まれます。
- プレビューとテスト: Swagger Editorでは、API定義をプレビューモードで表示し、実際のリクエストとレスポンスをテストすることができます。これにより、APIの振る舞いを視覚的に確認し、デバッグやテストを行うことができます。
- エクスポートとインポート: Swagger Editorでは、作成したAPI定義をJSONまたはYAML形式でエクスポートしたり、既存のAPI定義をインポートしたりすることができます。これにより、他のツールやサービスとの統合や共有が容易になります。
Swagger Editorは、APIの設計段階での迅速なプロトタイピングやドキュメント化に役立つ強力なツールです。また、Swagger UIと組み合わせて使用することで、生成されたAPIドキュメントを見やすくインタラクティブに表示することも可能です。
Swagger EditorからApidogに切り替える
現在、Swagger EditorとSwgger UIは別のソフトとして機能しています。Swagger Editorで設計したAPI仕様書を直感的に表示するには、Swagger UIと併用する必要があります。もっと包括的なソリューションを求める場合、Apidogに切り替えてはいかがですか？
Apidogは、APIの設計、仕様書生成、開発、デバッグ、テスト、モックなどの機能をも備えている完全のAPI管理ツールとして、APIライフサイクルを効率的に管理することができます。
次は、Apidogの主な機能を紹介します。Apidogを使用することで、Swagger UIとSwagger Editorだけではなく、PostmanやJMeterなどのAPIテストツールを捨てても良いのでしょう。APIに関する全ての作業がApidogで簡単に実行され、チーム間の協業も非常に楽になります。
APIの設計
ApidogでAPIを設計したり、作成したりすることが非常に簡単です。APIの新規作成画面で、各項目を入力して保存をクリックすることで、APIの作成が完了します。
APIリクエストの送信
APIが作成されると、「送信」ボタンをクリックして、リクエストを送信して、レスポンスを取得することができます。
APIレスポンスの検証
後処理では、アサーションの条件を設定して、予期のレスポンスを取得しているかどうかを検証してくれることも可能です。
APIテストの自動化
また、APIテストの自動化を行うために、APIリクエストをグループ化にして、リクエストを一括送信して検証することもできます。
他の素晴らしい機能
以上の基本機能以外、Apidogには、APIモック、仕様書生成、コラボレーション機能などの強力の機能もあります。Apidogを使用することで、作業の効率を大幅に向上して、作業時間を節約することができます。
Swagger Editorに関するFAQ
Swagger Editor とSwagger UIの違いは？
Swagger EditorとSwagger UIは、どちらもSwagger（OpenAPI Specification）を使用してAPIを設計、ドキュメント化、テストするためのツールですが、それぞれ異なる目的と機能を持っています。
Swagger EditorはAPIを設計したり、編集したりするためのツールで、Swagger UIがAPIドキュメントを綺麗に表示するためのツールです。
つまり、Swagger Editorで設計されたAPIの仕様書を生成すると、その仕様書をSwagger UIにインポートして直感的に表示することができます。また、Swagger Editorを全く使用せず、自分でJSON、YAMLフォーマットで手動で書いても、それをSwagger UIで表示することができますね。
そこで、Swagger EditorとSwaager UIは同じな仕様（Swagger/ OpenAPI仕様）に基づいて機能しているツールですが、性質上では全く異なるツールになります。
