アプリを開発するときに、必ずAPIを使用することが必要です。違うプログラムを開発するには、違うAPIに統合する必要があります。それでは、どこから必要なAPIを見つけることができますか?
本文では、世界中の公開APIを包括する総合的なWebサイトをみなさんに紹介します。このサイトで、誰でも必要な公開APIを見つけて利用することができます。
なぜサードパーティのAPIを利用する?
現在、ほぼすべてのアプリケーションは、サードパーティのAPIを利用しています。その原因だと、主に次のような原因があります。
- 機能の拡張: サードパーティのAPIを利用することで、自身のアプリケーションやサービスに新たな機能を追加することができます。例えば、地図や天気情報、決済機能など、自分で開発するのは難しいが、既存のAPIを利用することで簡単にその機能を組み込むことができます。
- 時間とコストの節約: サードパーティのAPIを利用することで、自分で同等の機能を開発する必要がなくなります。APIを利用することで、開発にかかる時間とコストを削減することができます。
- 専門知識の利用: サードパーティのAPIを利用することで、そのAPIを開発・維持している企業や開発者の専門知識を活用することができます。APIを提供している企業は、その分野の専門家であり、その分野における最新の機能やベストプラクティスを提供してくれる可能性があります。
- パフォーマンスと信頼性の向上: サードパーティのAPIは、通常、大規模なインフラストラクチャや高度なセキュリティ対策を備えています。そのため、APIを利用することで、自身のアプリケーションのパフォーマンスや信頼性を向上させることができます。
ただし、サードパーティのAPIを利用する際には注意が必要です。APIの品質やセキュリティ、利用規約などを慎重に評価し、信頼性の高いAPIを選ぶ必要があります。それでは、どこから信頼できるAPIを選択できますか?次の部分まで読み続けてください。
API Hubとは?
API Hubを日本語に翻訳すると、API中心になります。この名前の通り、API Hubは利用可能なサードパーティのAPIをまとめるWebサイトです。このサイトでは、なんと1800個強のAPIが掲載されています(2023年5月現在)。
各APIをクリックすると、当該APIの仕様書、エンドポイントなどの情報が表示されます。
そして、API HubでAPIの詳細ページにアクセスすると、「Try it out」機能を使用することで、直接にリクエストを送信したり、レスポンスを取得したりすることができます。
それだけではなく、API Hubは、各プログラムのAPIエンドポイントを配置しましたので、各APIエンドポイントを直接に提携のAPI管理ツール「Apidog」に導入することができます。Apidogは、当該APIを変更したり、デバッグしたり、テストしたり、他のサービスに統合したりすることを直感的な操作で実現できます。
上記で紹介したように、数多くのAPIがまとめられ、APIがきちんと分類され、APIをオンラインで直接に呼び出し、API管理ソフトにも導入してデバッグとテストを即座に行われることが実現されるので、サードパーティのAPIを利用して、それを自分のアプリに統合したい場合、API Hubは一番理想的な選択肢になります。
それでは、API HubでのAPIをカテゴリ別でAPI一覧をご覧ください。
カテゴリ別API一覧
API Hubでは、1800個強のAPIが掲載されているので、本文では1つずつ紹介するのは難しいので、本文では、カテゴリ別で、人気のAPI例を皆さんに紹介していきます。もっと多くのAPIは、API Hubでご探索ください。
クラウドサービス関連のAPI
- AWS Config API
- Azure SQL Server API spec
- Google Cloud Data Catalog APl
- Amazon Simple Email Service
- Google Cloud Support APl
- Platform API
など、Amazon、Google、Microsoftなどの大手会社のすべてのクラウドサービスの関連APIもこのカテゴリでまとめられています。
データ処理関連のAPI
- Google Analytics API
- Google OAuth2 API
- They Said So Quotes API
- Vehicle Enquiry API
など、データ処理とデータ分析関連のAPIはこのカテゴリにまとめられています。
ビジネス関連のAPI
- GitHub V3 REST API
- Notion API
- Slack Web API
- Adobe Experience Manager (AEM)
- Buy Marketing API
など、ビジネス関連のAPIはこのカテゴリにまとめられています。
開発者ツール関連のAPI
- JIRA 7.6.1
- Postman API
- Swagger Generator API
- Asana API
- Gitlab API
など、開発者が多く利用するAPIをこのカテゴリで見つけることができます。
ツール関連のAPI
- Instagram API
- Car Registration API
- Twitter API v2
- 1Password Connect
- 500,000+ Recipe and Grocery List API
など、日常的によく使われるツールとサービスのAPIを探したい場合、このカテゴリが役に立ちます。
金融関連のAPI
- ExchangeRate-API
- Product Finder API
- Google Pay Passes API
- Payment Initiation API
など、金融関連のサービスや機能を導入したい場合、ここでたくさんの関連APIを見つけることができます。
エンターテイメント関連のAPI
- Spotify Web API
- Soccer v3 Scores
- FORTNITE REST API
- SportsData API
- Vimeo API
など、エンターティメントとスポーツ関連のAPIをここで見つけることができるのでしょう。
ニュース、メディア関連のAPI
- BooKS API
- Times Newswire API
- Wikipedia API
- NBA Stats API
など、ニュースやメディアから最新情報を受け取るサービスを探している場合、このカテゴリで適切なAPIがあります。
交通関連のAPI
- Benz Vehicle Image API
- Airports API v2
- Real-Time Bus Predictions API
など、交通状況などを確認するサービスを望む場合、このカテゴリでAPIを確認してください。
テキスト分析関連のAPI
- SelectPdf HTML To PDF API
- Oxford Dictionaries API
- Text Analytics & Sentiments API
など、テキスト分析、テキスト変換などのサービスに関連しているAPIがこのカテゴリにあります。
ロケーション、場所関連のAPI
- Lyft API
- Maps API
- IP Geolocation API
など、ロケーション関連のAPIをここで見つけることができるのでしょう。
SMS関連のAPI
- Whatsapp Business API
- The SMS Works API
- ClickSend REST API v3
など、多くのSMS関連のAPIがあります。
IoT関連のAPI
- Google Home API
- Brain Web API
- Influx OSS API Service
- Smart-me API
など、IoTサービス関連のAPIがあります。
機械学習関連のAPI
- Alception Interactive API
- Api.datumbox.com
音楽関連のAPI
- Spotify Web API
上記のAPIは、API Hubサイト上のほんの一部になります。より多くのAPIを探したい場合、API Hubサイトにアクセスして、APIを検索してください。
まとめ
利用できるサードパーティのAPIを利用すると、自分のアプリに効率的に新機能を導入することができます。ただし、どこからどのようなAPIを探すことに迷っている場合、API Hubは役にたつWebサイトになります。このサイトでは、1800強の公開APIから自分が利用したいものを探すこともできますし、オンラインで直接にリクエストを送受信することもできます。また、関連のAPI管理ツールのApidogを使用すると、APIの各エンドポイントを直接に導入して、デバッグとテストを行えるので、一番便利のAPIマーケットだと言っても良いのでしょう。