2023最新：Postmanの環境変数の使い方を完全解説！

Postmanの環境を利用する時に、必ず環境変数というものを使う必要があります。それでは、Postmanの環境変数とはなんですか？どのように利用しますか？本文では、Postmanの環境変数を詳しく紹介した上、その使い方を完全に解説していきたいと思います。

Postmanの環境変数とは？

Postmanの環境変数（Environment Variables）は、Postmanの環境（Environment）に関連付けられた変数のことを指します。これらの変数は、APIの開発やテストの際に使用される設定値やデータを表現します。Postmanの環境変数を使用することで、リクエストURL、ヘッダー、ボディのデータなど、さまざまな箇所で動的な値を設定できます。これにより、APIエンドポイントやパラメータ、認証情報などを簡単に切り替えたり、再利用したりすることができます。

環境変数のタイプ

Postmanで環境変数を設定するときに、2つのタイプが利用できます。

• デフォルト型（Default Type）：追加のプロパティを持たないプレーンテキスト変数です。
• シクレッド型（Secret Type）：パスワードと同様に、すべてのワークスペースで初期値と現在の値を隠します。これらは、機密データの意図しない開示を防ぐために使用されます。

環境変数の使用例

API開発中に、いろんな場面で環境変数を利用する必要があります。例えば：

1. テストデータ: テストシナリオで使用するデータ（例：テストユーザーの情報）を共通の変数として定義することで、異なるテストケースで同じデータを再利用できます。テストデータの変更があった場合も、変数の値を更新するだけで変更が反映されます。
2. 環境固有の設定: 環境ごとに異なる設定（例：開発、ステージング、本番）を共通の変数として定義することで、環境の切り替え時に設定を簡単に変更できます。

Postman環境変数の使い方を完全解説！

環境変数の新規追加

Postmanで環境を作成すると、この環境に環境変数を追加したりすることができます。

ステップ⒈左メニューから「Environments」を選択して、当該環境に切り替えます。

ステップ⒉「VARIABLE」のフォームで、環境変数を追加するために、変数名、変数のタイプ、初期値などを入力します。

ステップ⒊「Save」をクリックして、変更を保存します。

環境変数の利用

環境変数は、Postmanのユーザーインターフェース内で利用できます。以下に、環境変数の一般的な使用方法をいくつか示します：

• リクエストURLの動的な設定: 環境変数を使用して、異なる環境間でAPIのベースURLを切り替えたり、パスパラメータやクエリパラメータを設定したりすることができます。
• ヘッダーや認証情報の設定: 環境変数を使用して、リクエストヘッダーの値や認証トークンなどを簡単に設定できます。これにより、異なる環境やユーザーごとに異なる値を使用することができます。
• ボディデータの動的な設定: 環境変数を使用して、リクエストボディ内のデータを動的に設定できます。たとえば、ユーザー名やパスワードなどの変数を使用してリクエストをカスタマイズすることができます。

環境変数は、Postmanのコレクションやリクエスト内のフィールドでダブルブレース（{{変数名}}）で囲んで使用します。これにより、Postmanは変数をその値に置き換えます。

環境変数を使用することで、Postmanのテストや開発の柔軟性と効率性を向上させることができます。異なる環境間での設定の切り替えや再利用性の向上など、様々なシナリオで活用することができます。

Apidogで環境変数をより簡単に設定＆利用

Apidogは、Postmanより強力で使いやすいAPI管理ツールになります。Apidogの日本語UIで、環境や変数を簡単に設定することができます。また、非常に優れたコラボレーション機能を提供しているので、チームの開発効率をかなり向上することができます。

環境への環境変数の設定が簡単

次の画像のように、Apidogで非常に直感的な操作によって、環境に環境変数を設定したりすることができます。環境変数の値を固定値にすることもできますし、動的値にすることもできます。

1クリックで環境を切り替える

非常に応じて環境を切り替える方法も非常に簡単です。右上にあるドロップリストをクリックして、たったの１クリックだけで必要な環境に切り替えることができます。

Postmanの環境変数に完璧互換なApidog

また、Apidogは、Postmanのフォーマットのデータにも完璧に互換できます。そこで、Postmanのコレクションをエクスポートして、それをApidogにインポートすると、Postmanの環境変数などのデータをそのままApidogで利用することができます。

ステップ⒈Postmanの「Export Collection」機能を利用して、コレクションのデータを完全にエクスポートできます。

ステップ⒉Apidogは様々なフォーマットにも対応しています。Postmanのコレクションをインポートするには、「Postman」を選択して、Postmanのデータを完璧にApidogにインポートできます。

ステップ⒊Apidogは、Postmanのデータを完璧に解析することができるので、仕様書、環境や変数、Schemaなども直接にApidogで利用できます。