アプリケーションの開発効率向上、サービス間の連携などの原因によって、アプリケションにおいてAPIはすでに欠かせないものになっています。APIの送受信テスト、機能性テストでAPIが問題なく動作できることを確認することは、アプリケーションに対して不可欠なことになっています。このような場合、APIクライアントを使う必要があります。
本文では、最強の無料APIクライアントを皆さんに紹介します。このAPIクライアントを使うことで、誰かも簡単にAPIリクエストを送信したり、レスポンスを取得して検証したり、APIテストを自動化にしたりすることができます。
APIクライアントとは
それでは、APIクライアントとはなんですか?一般的にはなんの機能を実現できますか?
APIクライアントとは、APIリクエストを送信したり、レスポンスを取得したりできるなど、APIを利用するために必要なソフトウェアのことです。APIクライアントは、主に以下のようなことを行います。
- APIの仕様に沿ってリクエストを作成する
- サーバーにリクエストを送信する
- レスポンスを受信し、データを解析する
- 解析したデータをアプリケーションで利用できるように変換する
- APIテスト自動化を実現できる
例えば、天気情報のAPIを利用する場合、APIクライアントは位置情報を送信するリクエストを作成し、天気情報サーバーに送信します。そしてレスポンスとして受信したJSONデータを解析し、アプリケーション内で扱えるデータ形式に変換します。
APIクライアントを選択する際のポイントとは?
それでは、APIを連携したり、アプリケーションに導入したりする場合は、自分に適切なAPIクライアントを選出するために、どうすれば良いのでしょうか?APIクライアントを選択する際のポイントは以下のようなことがあります。
- 日本語に対応できるかどうか?使用コストを抑えるために、なるべく日本語に対応できるAPIクライアントを選択する必要があります。クライアントのヘルプドキュメントも日本語に対応するのは一番望ましいのです。
- 開発元が信頼できるかどうか?開発元が明確で、メンテナンスやアップデートがあるAPIクライアントを選ぶことが大切です。
- 設定が簡単かどうか?設定方法が簡単で直感的な方が開発効率が上がります。必要な設定項目も最小限であることが好ましい。
- ドキュメントが充実しているかどうか?使い方が分かりやすく解説されたドキュメントが用意されている必要があります。
- 機能が充実しているかどうか?必要なAPIのエンドポイントに全て対応していることを確認する必要があります。
- パフォーマンスが高いかどうか?大量のデータを扱う場合は、パフォーマンスが高速なライブラリを選択することが重要です。
- ユーザーからの評判が良いかどうか?多くの開発者に利用されており、問題が発生した場合の対応力が期待できることが安心になります。
- 価格は適切かどうか?APIクライアントの価格は自分の予算内にあるかをチェックします。自分の予算内に最も安定したサービスを選択した方が良いのでしょう。
このようなポイントを総合的に判断して、自分に最適なAPIクライアントを選択することが大切です!
おすすめの最強のAPIクライアント:Apidog
Apidogは、APIの設計、開発、テスト、管理、ドキュメント生成やMockなどのことが実現され、今までにない包括的なAPIツールです。UIは完全に日本語化され、非常に直感的な操作によって、APIの送受信テスト、仕様書生成、テスト自動化などを実現できます。
コア機能
Apidogは、APIの設計、テストに関する機能が満載しています。
- APIの設計:ApidogのAPIドキュメントは、 OpenApi 3.0 (以前はSwagger) と JSON Schema の使用に準拠し、 便利なビジュアルドキュメント管理機能を提供します。これは、開発者にとって0学習コストを意味します。また、APIドキュメントのオンライン共有もサポートしています。
- データモデル(Schema): Apidogは再利用可能なデータ構造をサポートしています。また、直接ネストされたモデルの参照、直接JSON/XMLのスマートインポートをサポートし、oneOf、allOfなどの高度な組み合わせパターンをサポートします。
- APIの送受信テスト: 環境変数、前/後処理Script、Cookie /セッションのグローバル共有など、Postmanが持っている機能を全部備えています。それに、Apidogは、より使いやすくて効率性が高くなります。APIを実行した後、
APICaseを保存
ボタンをクリックしてAPIケース
を作成すると、この後はパラメータを再入力せずに当該APIを直接に実行できるので、非常に便利です。カスタムScriptはPostmanの構文に互換し、javascript、java、python、PHP、js、BeanShell、go、shell、ruby、luaやその他のプログラミング言語での実行コードを全面的にサポートしています。 - APIユースケース:APIには通常、多数のユースケース(パラメータのユースケースが正しいか、正しくないか、空であるか、パラメータの状態が異なるなど)があります。ApidogのAPIケース機能は、ユースケースを実行するときに、データの正確性の確認が自動的に開始されるので、デバッグすることは非常に効率的です。
- APIデータのモッキング:Apidogには、統合されたMock.jsルールエンジンが含まれているので、非常に簡単に様々なデータをMockし出すことが可能です。開発者は、データ構造をする同時に、Mockのルールを定義できます。そして、「期待」を追加して、Requestパラメータに基づいて複数のMockデータを返すことをもサポートしています。また、最も重要な特徴は、
設定必要なし
で現実的なデータをシミュレートすることです。関連するセクションに関して、後でより多くの情報を紹介します。 - データベース操作:Apidogは、データベースデータの読み取ってそれをAPIのRequestパラメータとして使用することをサポートしています。Apidogは、データベースのデータを読み取って、APIのRequestが成功したかどうかを認証することもできます。
- APIの自動テスト:ApidogはAPIコレクションテストをサポートしているため、開発者はAPI(またはAPIユースケース)を選択してテストコレクションをすばやく作成できます。APIの自動テストに関するより多くの機能はまだ開発中ですが、お楽しみください!開発者のエクスペリエンスを向上させながら、JMeterのすべての機能を備えることがこちらの目標です。
- コード生成:API及びデータモデルの定義に基づいて、システムは自動的に
API requestコード
,フロントエンドコード
とバックエンドコード
を生成します。 - チームの協業: Apidogはチームのコラボレーションのために設計されています。APIの更新がリアルタイムにクラウドで同期され、
チーム/プロジェクト/メンバー権限
の管理に対応しています。 Apidogは、異なるビジネスモデルのニーズを満たすように努力しています。
機能の例:Apidogで簡単にAPIを設計する
それでは、Apidogの機能の具体例として、Apidogを使って、簡単にAPIを設計して仕様書を生成する方法を皆さんに紹介しますね。
ステップ⒈ APIリソースの指定
Apidogで新しいAPIの作成画面の一番上に、APIリソースを指定するボックスがあります。ここでAPIのエンドポイントとパスを入力することで、APIのリソースを指定することができます。
ステップ⒉HTTPメソッドの選択
APIのリソースを指定した後、HTTPメソッドを設定する必要があります。どちらのAPIもHTTPプロトコルを使用していますので、目的別で、HTTPメソッドを選択する必要があります。HTTPメソッドといえば、常に下記のものがあります。
- GET(コンテンツを取得)
- POST(コンテンツを新規追加)
- PUT(既存コンテンツを変更)
- DELETE(コンテンツを削除)
ステップ⒊APIの詳細説明を追加
ここでAPIの詳細説明を追加します。例えば、このAPIの役割、使用方法及び注意事項など、APIの取扱説明書のようなものを追加すると、利用者がより正しくこのAPIを使用できます。
ここで必須なRequestのパラメータ、Responseのパラメータを説明すると、API利用者がどのようにリクエストを送信するかをよりよく理解できます。ApidogでAPIの説明文を追加する時に、Markdownフォーマットがサポートされます。
ステップ⒋レスポンスフォーマットを特定
そして、リクエストが成功に送信した時(HTTPステータスが200になるのは一般)のレスポンス例を追加します。このレスポンス例を追加すると、APIの利用者がリクエストの送信によって取得されたレスポンスをレスポンスの定義に比較して、自動的に正確なレスポンスを取得できるかを検証してくれます。
ステップ⒌スターテスコードの指定(RESTのみ)
一般的には、APIのリクエストを成功に送信した場合、HTTPステータスが200になるのは一般的です。それ以外のHTTPステータスはエラーになると認識されます。ただし、各Web APIの規範では、REST APIの仕様でHTTPステータスコードの設定を要件にしています。他のAPIの仕様では、HTTPステータスコードの定義を必要な要件としていません。
200以外のHTTPステータスコードは、APIのエラーコードになります。エラーコードは問題の原因を明確に示し、開発者がより早く診断し、問題を解決できる解決策とアドバイスを提供するべきです。API仕様書でよく設計されたエラーコードがあることは、APIの使いやすさと信頼性を高め、開発者は故障排除に要する時間を減らすことができます。
ステップ⒍バージョンコントロール
APIを修正したり、変更したりする可能性があります。例えば、パラメータを追加したり、削除したり、変更したり、返すレスポンスのフォーマットを変更したりすることがよくあります。API仕様書にバージョンのコントロール機能がない場合、これら新しい変更はAPI利用者に迷惑をかけ、彼らの使用体験に悪影響を及ぼす可能性があります。
Apidogではバージョンコントロール機能も備えており、異なるバージョンのAPIの差分比較が行われ、開発者は需要に応じて異なるバージョンを選択できますし、各バージョンの違いと変更をいち早く把握することもできます。
ステップ⒎ドキュメンテーション化
ApidogでAPIを設計する場合、それ以外のドキュメンテーション化の操作を必要としません。上記のステップで定義したものを自動的に記録して、分かりやすいAPIの仕様書を生成するので、この仕様書を他のメンバーに即座に共有することができます。