Swaggerとは？
Swaggerは、オープンソースのAPI設計およびドキュメントツールであり、開発者がより迅速かつ簡単にRESTful APIを設計、構築、ドキュメント化、およびテストするのを支援することができます。Swaggerは、インタラクティブなAPIドキュメント、クライアントSDK、サーバースタブコードなどを自動生成することもできますし、APIをより簡単に開発、テストすることもできます。2023年までに、マイクロサービスアーキテクチャ全体の設計はすべてAPIに基づいて構築されるようになります。結局のところ、通信全体がそれに依存しているため、企業はAPIの機能において、どんな欠陥や障害も許容できず、正確かつ安全なAPIを効率的に開発する方法が、Swaggerを含むAPIツールエコシステムの活力を促進しています。
Swaggerの主な機能
Swaggerは、開発者がRESTful APIを設計、文書化、テスト、デプロイするための手段を提供し、APIの開発速度とテスト速度を加速し、エラーを減らし、コードの保守性を高める自動化ツールです。そのため、Swaggerは広くWebアプリケーションやクラウドサービスなどでAPI設計や文書化のツールとして普及しています。Swaggerの主機能は次のようになっています：
- APIの設計と文書化：SwaggerはRESTful APIの設計と文書化を簡単かつ使いやすくするための手段を提供します。Swagger UIを使用してAPI仕様を作成・編集し、Swagger Editorを使用してOpenAPI仕様に準拠したAPIドキュメントを生成することができます。Swagger UIにより、開発者はAPIの構造や使い方を理解しやすくすることができる対話型APIドキュメントを生成することができます。
- コードの自動生成：SwaggerはOpenAPI仕様からクライアントSDKとサーバースタブのコードを自動生成することができます。これらのコードは、開発者の作業量を減らし、コードの開発速度を加速することができます。
- APIのテスト：Swaggerは、APIの機能、パフォーマンス、信頼性をテストするための統合テストツールを提供します。Swagger UIには、HTTPリクエストメソッドを使用してAPIの異なるエンドポイントをテストすることができるテストページが用意されています。
- 統合とデプロイ：Swaggerは、Git、Jenkins、Dockerなどのさまざまな人気のある開発ツールやデプロイツールに統合することができ、APIをより簡単にデプロイして管理することができます。SwaggerはSwagger UIを自動生成することができ、開発者はブラウザから直接APIドキュメントやテストページにアクセスすることができます。
Swagger UIは日本語をサポート？
現時点では、SwaggerのUIはしばらく日本語をサポートしていません。 Swaggerは、C++,Java,Python,Ruby,Typescriptといった多くのプログラミング言語に対応していますが、そのUIは英語しか使えません。ということで、SwaggerはAPIを設計するために非常に優れたツールだとしても、英語が苦手な方は、効率的にこのツールを使いこなすことが非常に難しくなりますね。また、SwaggerのUIだけではなく、ヘルプドキュメントも英語版のみになっているので、 Swaggerの使用中に、強い英語力が非常に必須なことになります。それでは、完全に日本語化された Swaggerのようなツールはありませんか？
Apidog： Swaggerより強力なAPI管理ツール
Apidogは、APIの設計、開発、デバッグ、テストおよびモックなどの作業を完全に一体化にしたAPI管理ツールです。このツールは、日本に上陸したばかりなのですが、完全に日本語化されています。
ということで、 Swaggerの英語のUIに苦しんでいるユーザーにとって、Apidogに切り替えると、作業を非常に楽になるのでしょう。また、Apidogは非常に包括的なAPIプラットフォームとして、Swagger にできることは、すべてApidogを使用して実現できます。APIの設計とドキュメント化だけではなく、APIにおけるあらゆる作業の段階でApidogが役立ちます。作業中の役割によって、主に次のようにApidogを使用しています。
- APIの設計とドキュメント化：フロントエンド開発者(またはバックエンド開発者)は、ApidogでAPIドキュメント、またはAPIの仕様書を定義します。
- APIのユースケース：フロントエンドとバックエンドの開発者は協力してドキュメントを確認および改善し、APIユースケースについて合意形成します。
- APIモック：フロントエンド開発者は、Mockルールを手動で書くことなく、ApidogのAPIドキュメントに基づいて自動的に生成されたMockデータを使用して開発を開始できます。
- APIデバッグ：バックエンド開発者は、開発中にAPIユースケースを使用してデバッグできます。すべてのAPIユースケースが合格次第、API開発は完了です。開発中にAPIに変更がある場合、APIドキュメントはデバッグ中に自動的に更新され、0コストでもAPIメンテナンスの実効性を保証できます。
- APIテスト：QAエンジニアは、APIのユースケースを使用してAPIを直接にテストできます。
- APIテストの自動化：すべてのAPIが開発された後、QAエンジニア(またはバックエンド開発者)は、テストのコレクション機能を利用してマルチAPI統合テストを実施し、API呼び出しプロセスを徹底的にテストできます。上記のように作業を進めると、フロントエンドとバックエンド開発者の両方もAPI仕様に完全遵守しているので、フロントエンド開発者がMockデータから実際のデータに切り替える時点に、共同デバッグは非常にスムーズに進みます。
日本語されたApidogで SwaggerのようにRESTful APIを設計する
この部分では、ApidogのAPI設計という機能を使って、 英語のUIに苦しむことなく、SwaggerのようにRESTful APIを設計する方法を皆さんに紹介します。
OpenAPIの仕様からインポート
ApidogはOpenAPI（Swagger）の仕様をサポートしています。そこで、 Swaggerで作成したAPIを直接にApidogにインポートすることができます。
ステップ⒈Apidogのプロジェクトで インポートをクリックします。
ステップ⒉ここで、ファイルのインポート、またはURLのインポートをサポートします。JSONとYAML形式だけではなく、Apidog、HARなどの他のAPI仕様の形式もサポートされています。また、ファイルの代わりに、OpenAPI（Swagger）データのURLを貼り付けることでインポートできるので、非常に便利です。
新しいAPIを作成
ステップ⒈新しいタブで 新しいAPI をクリックしてエンドポイントを作成します。
ステップ⒉自分のニーズによって、APIのパスと名前などの情報を設定した上、パラメータを自分で設定します。
ステップ⒊画面を下にドラッグしたら、Responseのデータ構造を定義することができます。ここで自分で設定することもできますし、現存のSchemaを直接に参照することもできます。
ステップ⒋ここでResponseの例を追加します。「例を追加」ボタンをクリックすると、新しいウィンドウで「自動生成」をクリックすると、設定したResponseのデータ構造に従って、自動的に例を生成するので、とても便利です。
ここで新しいAPIの作成が完了しました。ここまでは非常にうまくいけるAPIを成功に設計しました。この後、このAPIをチームメンバーに共有したい場合、Apidogの共有機能を使って、非常に綺麗なAPIドキュメントを生成して、共有できます。
まとめ
SwaggerのUIとオフィシャルドキュメントは、ただいま日本語をサポートしていませんので、英語が苦手なユーザーはこのツールを使って効率的に作業を進めることが難しいのです。
ゆえに、Apidogという完全に日本語化されたAPI管理ツールに切り替えましょう。Apidogには、Swaggerの機能が全部あるだけではなく、他にもたくさんの強力な機能があるので、APIに関するすべての作業を処理できます。つまり、Apidogは Postman + Swagger + Mock + JMeterの総合体のように機能しています。また、ApidogはSwaggerの仕様にも完璧に対応しているので、SwaggerからApidogに切り替えることも非常に楽な作業になりますね。それでは、早速Apidogという高機能のツールを試して、作業をより効率的に進めましょう。
