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完全解説:APIとAPI仕様書との相違点

多くのユーザーはAPIとAPI仕様書と混用しているので、本文では、APIとAPI仕様書の相違点をわかりやすく解説します。

APIとは

APIとは、Application Programming Interfaceの略で、プログラムやアプリケーションが外部と通信するためのインターフェースのことを指します。APIは、プログラマーがアプリケーションを開発する際に必要な機能やデータにアクセスするための手段を提供します。APIは、通常、HTTPを通じてアクセスされ、リクエストを送信してレスポンスを受け取ることができます。例えば、Google Maps APIを使用することで、開発者は自分のアプリケーション内でGoogle Mapsを表示することができます。また、Twitter APIを使用することで、開発者はTwitterの機能を自分のアプリケーションに統合することができます。

APIへの理解を深めるため、HDMIケーブルを例にして説明します。

HDMIケーブルを通じて、パソコンをディスプレイに接続すると、ディスプレイでパソコンの画面が表示されます。ここでなぜかパソコンの画面が外部ディスプレイで表示できるのかを理解する必要がなく、HDMIケーブルをパソコンとディスプレイ側のHDMIポートに挿入するという操作方法が分かっていれば、連携が実現されます。その一方で、APIは実際にHDMIに類似しています。2つのアプリケーションやサービスがAPIというもの経由で接続され、2つの機能が統合されることが実現されます。

HDMIポート

APIの種類

APIには、いくつかの種類があります。一般的に、以下のように分類することができます。

  1. Web API: Webサービスを利用するためのAPIで、HTTPやRESTful APIを使用して通信します。
  2. OS API: オペレーティングシステムにアクセスするためのAPIで、Windows APIやMac APIなどがあります。
  3. ライブラリAPI: プログラミング言語のライブラリに含まれるAPIで、関数やメソッドを提供します。

API仕様書とは

API仕様書は、APIの機能や利用方法、リクエストやレスポンスの形式などを定義したドキュメントのことです。API仕様書には、APIを利用する際に必要な情報が記載されており、APIの開発や利用に必要な情報を提供することができます。API仕様書には、以下のような情報が含まれます。

  • APIの概要:APIの役割や目的、利用者の想定などを記載します。
  • エンドポイント:APIのアクセス先のURLを記載します。
  • リクエストとレスポンスの形式:APIのリクエストとレスポンスの形式やデータ型を定義します。
  • 認証方式:APIの利用に必要な認証方式やトークンの取得方法を説明します。
  • 制限事項:APIの利用にあたっての制限事項や注意点を記載します。API仕様書には、SwaggerやOpenAPIなどのAPI仕様書作成ツールがあり、自動生成することができます。

APIとAPI仕様書の相違点

APIとAPI仕様書の相違点は、APIが実際に提供されるソフトウェアの一部であるのに対し、API仕様書は、APIの設計や利用方法を定義するドキュメントであるという点にあります。APIは、プログラマーが実際にアプリケーションを構築する際に必要な機能を提供しますが、API仕様書は、APIの利用方法やリクエストとレスポンスの形式を明確にするために使用されます。API仕様書は、APIの利用者や開発者がAPIを理解し、効果的に利用することができるようにするために重要な役割を果たします。

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APIを管理しながらAPI仕様書を生成する方法

Apidogは、APIの設計、開発、デバッグ、テストなどを一体化にした総合プラットフォームです。ApidogのUIが非常に直感的で使いやすいので、コーディングの知識がなくても、簡単にAPI仕様書を作成することができます。ApidogのAPI設計機能を利用することで、画面上の指示に従って各の項目を入力すると、非常に分かりやすく綺麗なAPI仕様書を生成することができます。そして、生成後の仕様書を強力な共有機能で、楽々にチームメンバーに共有することもできるので、非常に便利です!

API仕様書作成ツール
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